富山で飲み食い・おぼえ書きブログ

富山で見つけたおいしいお店やこじゃれたお店を書いていく、富山なグルメのブログなんだ。どこへ行ったか忘れてしまわないようにね。 わたしの好みだから、「それはちがう」とか言わないでいただきたい。 ときには、旅した記録も、書き残すことにするよ。

タグ:鉄道ファン

 この日は、「富山地方鉄道富山港線」に乗って、岩瀬浜駅までやってきたよ。

 「富山地方鉄道富山港線」というと、なんだか古めかしい地方ローカル鉄道のイメージだけど、走っている車両はとっても現代的なLRT。だから、地鉄に吸収される前の「富山ライトレール」の方が、列車のイメージそのままの路線名だと思うんだよね。

 「富山地方鉄道ライトレール線」って呼んだ方が、今の路線の特徴をよく表していると思うんだ。命名のセンス、っていうのも、その会社の考え方を表してるんじゃないかと思うのは、ボクだけだろうか?未来を向いているか、過去にしがみついているかの違いが出ちゃうと思うんだよね。


 富山港線で主に走ってる車両「ポートラム」は、鉄道友の会が毎年表彰するブルーリボン賞を受賞してるけど、それも2007年のお話。もうすぐ20年も経つ話かと思うと、もはや新しい車両とはいえなくなってきたかもしれないね。その分、富山の生活に根付いているといえるけど。

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 この「岩瀬浜駅」は、レールの切れ方といい、電線の終わり方といい、とっても終着駅感が強いと思うんだ。そこに、哀愁を感じて、ときどきやってきたくなるボクなのだった。

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 あいの風とやま鉄道富山駅の改札に向かって右側の壁には、鉄道開業10周年を記念したパネルが飾ってあるよ。北陸新幹線が開業して、JR北陸本線があいの風とやま鉄道に引き継がれてから、はや10年の月日が過ぎたっていうことなんだね。時の流れは、速いものだ。

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 このパネルには、ストーリーがあるみたい。鉄道会社の帽子をかぶったペンギンみたいなキャラクターは、「マスコットキャラクター あいの助」。あいの風、だから「あいの助」?

 あいの風とやま鉄道WEBによれば、ペンギンではなくて、ほととぎすなんだって。旅の途中だったのに、富山の魅力にやられちゃって、車掌さんのお手伝いをしているらしいよ(笑)。



 このパネルは、その「あいの助」を、富山県中の名産がお祝いしている、ってところを表現してるんだって。アメコミ風に仕上げたのは、令和6年度の富山北部高校卒業生の5人。今どきの高校生って、こんなクオリティの高い漫画風イラストを仕上げるのね。

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 砺波のチューリップ、氷見ぶりに始まって、高岡大仏、富山ブラックラーメン、ますの寿司、滑川のホタルイカ、入善ジャンボスイカと、西から東に移動しながらたくさんの名産に出会って行くようなストーリーに仕上げているみたいだよ。

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 しかも、QRコードを読み取ったら、あいの助が3Dで登場するらしい。ARのフォトスポットになってるとのことだけど、それって、いったいどんなんだろ。

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 富山県は、「鉄軌道王国とやま」と自らWEBで名乗って、全国の鉄道ファンを集めているけど・・・、



 富山地方鉄道の大きな赤字が、その王国の存続に暗雲を漂わせているよね。

 赤字路線の廃止を迫る民間企業に、行政がテコ入れして路線の維持を図るのか?だとしたら、施設は行政が所有・管理し、運行を地鉄が行うようになるのか、あるいは、行政は予算だけ提供して現状を維持するのか?

 滑川魚津間の並行路線は廃止して、あいの風とやま鉄道の路線を使うのか?地鉄とつながるなら、富山発であいの風鉄道をまっすぐ走り魚津から宇奈月へ向かう路線、なんていうのも可能になるのか?

 考えるべきことはたくさんあるけど、タイムリミットは迫っているみたい。今年度中には、何らかの方向性が示されると思うけど、いったいどうなるんだろうね。


 ボク的には、首都圏の私鉄って業務の仕方が実にきめ細やかなんだけど、それに比べれば、地鉄って、ちょっと雑な感じもしてしまうんだよね。もちろん、路線の営業距離が地方の私鉄にしてはすごく長いってこともあるし、きっとその割には人員が少ないんじゃないかとも予想できるし、皆さん一生懸命に業務に励んでいるとは思うんだけど、心の配り方、向き方を今よりちょっと変えたら、それが利用者にも伝わると思うんだ。

 そのきめ細やかさは、富山港線が、富山ライトレール株式会社だった時代には感じられていたこと。だから、地鉄にだってきっとできるんだと思うんだよね。いずれにせよ、鉄軌道王国とやまの牙城は崩さないでいただきたいものだ。応援してるよ。
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 この日は、射水市内川界隈を散策に訪れてみたんだ。老舗の寿司店「寿司竹」で『富山湾鮨』を味わった後は、内川べりを歩いてみたよ。

 射水市新湊地区にある内川は、とてもおもむきのある街並み。両岸には、漁船がつらなって停泊していて、その風景が何とも異国情緒を感じる、とっても雰囲気のあるエリアなんだ。何度訪れても、心和む場所だよね。

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 少し曲がっているところを橋の上から眺めた、この風景もいい感じ。川とは平行に位置する道路沿いには、昔ながらの商店街もあったりして、歴史と伝統のある街並みが守られているんだよね。

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 この日は、加越能鉄道万葉線に乗って新湊までやって来たんだ。

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 富山市内を走る市電と似てるところを見ると、同年代に走り始めたと思われる車両。乗降口は両端にあって、一番後ろから乗って一番前から降りるんだよね。そこのところは、市電とつくりが違うんだ。

 去年の9月からICOCAやSuicaが使えるようになったところも、違ってるね。そして、それは素晴らしいところだ。

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 それは、この間、あいの風とやま鉄道の一日乗車券で朝日町泊を訪れた日のお話。乗車券が乗り放題なのをいいことに、黒部駅で降りて富山地方鉄道本線電鉄黒部駅まで、街を歩いてみたんだよね。


 電鉄黒部駅の近くまで来ると、街は、昔ながらの趣きをたたえているんだ。こんな巨木がそびえてたりして、ずーっと昔から、人が行き交う姿を眺めていたんだろうね。

 なんでこんなところにこんな大きな木がと思ったら、この場所は、お向かいにある八心大市比古神社(やごころおおいちひこじんじゃ)の飛び地なんだとか。木の前にある広い道(県道124号線)ができるときに、神社の土地がわけられてしまって、今のような様子になったみたいだよ。なるほど、なっとく〜。

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 この木は、「三島の大ケヤキ」という名の、黒部市の指定天然記念物なんだね。樹齢300年以上というから、植えられたのは江戸時代。

 調べてみれば「八心太市彦神社」は、延喜式内社。平安時代にまとめられた神社一覧にその名があるというから、創建から1000年は越えている、由緒正しき神社なんだ。こちらは、さらに歴史があったんだね。

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 ケヤキにかかってる太目の蔦のような木は「桜井の化藤」というのだとか。かつては、県の天然記念物だったみたいだけど、樹幹が腐ってしまって、それを削除したら小さくなったから解除されてしまったんだって。その後、市の指定天然記念物になったみたいだよ。

 黒部市のWEBによれば、「昔からこの大フジを三島の化藤とよび、フジの精が美女に化けて毎晩郷民を驚かすので、樹下に小祠を建ててフジの精を祭り、フジの地神と崇めたところ、この怪異がなくなったと伝えられている」んだとか。美しく咲く藤ならば、その化身もまたさぞかし美しかったことだろう。

 藤は女性のシンボルとして、全国各地に伝説が残っているんだって。今は、枯れ木みたいだけど、藤の季節には緑も増えて、あざやかに咲き乱れることだろうね。その頃に、もう一度訪れてみたいものだ。

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 そんな風に街をふらつきながら、たどり着いたのが「電鉄黒部駅」だよ。こちらもまたおもむきのある建物。

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 中にある待合室は、けっこう広々としているんだ。こういう場所の空気感、って独特なんだよね。地方の鉄道の待合室には、それぞれの会社それぞれの空気感があると思うんだ。

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 窓からのぞくカボチャ電車の車両も素敵。

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 改札を通ると、線路を越えてホームに行く仕組み。料金表やディスプレイは新しくなったけど、駅舎自体は、昭和20年代の建築というから、これまた歴史があるよね。平成のはじめに、今の造りに改装されたそうだけど、それからして既に30年以上は経ってるからね。

 この日は、電鉄魚津駅まで地鉄電車に乗り、そこからまた「あいの風とやま鉄道」に乗り換えて、富山へと帰ったのだった。

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 富山地方鉄道では、今、廃線を考えるほどの経営難が問題になってるけど、宇奈月へとつながるこの路線は、なくしてはいけないのではないかと思ってるのは、ボクだけではないはず。

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 それは、まだ雪が残っていた日のお話。この日は、富山地方鉄道上滝線の布市駅前にあるお好み焼き屋さん「友ちゃん」に行ってみたんだ。

 布市駅といえば、富山南高校の最寄り駅。「友ちゃん」は、ボクが高校生のころにはすでにあって、南高校の友達から「部活の後、電車待ちの時に食べてる」って話を聞いたような。南高校の生徒たちには長年愛されてきた、ソウルフード店的なお店なんだろうね。

 この日注文したのは、『お好み焼きミックス玉子入り』。にくといかのミックスみたいだね。これで620円、っていうから何ともリーズナブルでしょ。高校生の財布に優しいお店なのだ。

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 テーブルに鉄板があるから自分でも焼けるんだろうけど、この日は、お店のお母さんに焼いてもらったよ。その方が、まちがいなくベストの状態で食べられるからね。

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 その上に、削りぶし、天かす、紅ショウガをふりかけて、よそ行きに仕上げてみたんだ。

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 ちょっと固めに生地で、食べ応えのあるお好み焼きだったよ。

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 思ったよりも多彩にメニューがあっておどろいたな。麺類はもちろん、カレーや牛丼、ざるそばやざる中華まであって、高校生のお好みに実によく対応している感じ。この日も、ラーメン食べてるお客さんがいたけど、いったいどんな味なんだろうね。気になるなぁ。

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 お店は、線路のわきに建っていて、台形のような実に面白い形状のつくりだったよ。中は奥に向かって広がっている感じ。カウンターには大きな鉄板があって、目の前で焼いてくれるのだ。

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 踏切からお店の方を写してみたよ。大きな看板もないし、ここがお好み焼き屋さんだと知らなければ、なかなか入ることのないお店だよね。

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 そして、踏切を振り返ると、布市駅なんだ。

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 この駅がまた、激渋の昭和な造り。改札の跡や「定期券拝見」の小さな看板とか、木造の屋根の様子とか、タイムマシンに乗って昭和な時代を訪れたといってもいい感じなんだよね。

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 富山地方鉄道は、現在とっても経営が苦しいみたいだね。この4月からは、日中に減便したダイヤに移行するというお話。

 次の電車がくるまでの時間が空きすぎると、じゃ、電車じゃなくて車にしよう、って話になって、ますます電車に乗る人が少なくなっていく、という負の連鎖は、これまでの全国各地の鉄道が廃線の憂き目にあったときと同じ状況でしょ。

 布市駅や小杉駅は、今は高校生の需要があるから、まだ採算が取れる方みたいだけど、高校だって県は大胆に再編成しようとしているし、少子高齢化がますます進めば、いつまでも高校生には頼っていられないでしょ。

 県や市が、インフラとして、或いは観光資源として積極的にかかわる、っていうのも選択肢の一つだけれど、やがて人口が減れば税金も減るし、乗る人もさらに減るわけで、それはそれで難しい問題。

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 市内軌道の充実を中心としたコンパクトな街づくりの成功は、日本中に好感を持って受け止められているけど、今より人口が今より4割ぐらい減るだろう未来を想定した街づくりの難しさは、その比ではないのだ。
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 この間、上本町電停から市内電車に乗ろうとしたら、軌道敷をはぐって工事をしているところに出会ったよ。

 かつては、敷石が敷き詰められていた軌道敷は、今は、アスファルトのようなもので舗装されているけど、それをはぐると、今でも枕木があってその下に砂利が敷き詰めてあるんだね。

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 砂利が敷き詰めてあるなら、ときどきメンテナンスしたり砂利を補充したりしとかないと、砂利が沈んで枕木がガタガタになってしまうってことだよね。

 ということは、路面電車っていうのは、敷石やアスファルトでカバーされたいかにも鉄道な線路が、全線にわたって敷かれてるってことなんだ。へぇー。

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 こんな風にアスファルトを敷きつめるのは、やむを得ず車や人が軌道敷に入り込まなきゃいけない時に、抵抗なく通れるようにするためなんだとか。

 鹿児島の路面電車の軌道敷には、市の補助で停留所まわりには芝が植えられていたけど、観光化を目指すなら、そういう工夫があってもいいのかもしれないね。

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 この日は、青空がとても気持ち良い日だったから、海を眺めにやって来たよ。訪れたのは「雨晴」。JR氷見線に乗ってやって来たんだ。「JR雨晴駅」も、ホームが海からかなり近い駅だよね。「島原鉄道大三東駅」の風景をほうふつとさせる感じ。

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 後ろに松の木がある風景が、雨晴らしさをかもしだしているね。

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 レトロな車両も風景と一体になって素敵。JR氷見線は、近いうちにあいの風とやま鉄道に譲渡されることが決まっていて、車両もその時に新造されるけど、それまでは、こののどかな風景を楽しもうではないか。

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 この日は、「雨晴駅」から「越中国分駅」まで歩いてみようと思ったんだ。途中に、水準点があるのを見つけたよ。

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 水準点は、国土地理院が設置した高さの基準となる点。

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 女岩越しに見る立山。ぼんやりと見えてるんだけど、わかるかな。

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 「道の駅 雨晴」を背景に走るJR氷見線。

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 湾岸道路沿いには、ところどころ展望スペースが設けられていて、女岩を間近に見ることができるよ。

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 列車が走るタイミングだとさらにいい感じだと思うんだ。

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 こちらは、男岩と伏木港方面の風景。

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 ゆったりした時間を過ごすことができて、すっかり心は和んだのだった。
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 11月2日、3日、4日の3連休には、富山マラソンをはじめとして県内各所で実にいろんなイベントをやってるんだ。インドアなボクは、富山地鉄本線上市駅で「上市えきなか古本市」をやってる、っていううわさを聞いて、電車に乗ってやってきたよ。2日、3日の2日間開催だったみたい。

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 駅構内の通路に、何軒もの古本屋さんがぎっしりと本を並べていたんだ。たぶん、富山駅でやってる「BOOK DAY とやま」と、店の数ではそんなに変わんないと思うけど、スペースの広さが違う分、ぎっしり感も大きいんだよね。

 そして、古本市ならば、こんな風にせまいところにぎっしりある方が気分が出ると思うのだ。

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 電車で来た人には、500円のクーポンが配られていたから、何ともありがたい。

 この日購入したのは、博物学や幻想文学の作家として知られる荒俣宏さんの『帯をとくフクスケ』という、絵図に秘められたメッセージを読み解く1冊と、富山の歴史研究家、高瀬重雄先生の『北前船長者丸の漂流』。

 江戸時代に全国各地を交易に回っていた北前船は、時に、にわかに悪天候に見舞われると、強風の抵抗をしのぐ最後の手段として、帆柱を倒してしまうことがあったんだというよ。

 ただ、そうやって命を長らえても、その後は、潮の流れに身を任せるしかなく、誰かに助けてもらうまで漂流を続けたんだって。島に漂着した後、何年もその島で命をつなぐ話は、吉村昭さんの時代小説『漂流』にも見ることができて、小説とはいえ、実に壮絶な物語なんだよね。


 高瀬先生の著作は、1974年出版。西岩瀬を母港としていた北前船が遭難し、アメリカの捕鯨船に助けられた後の顛末と、その出来事を伝える加賀藩の秘蔵本などをもとに表した1冊みたいだよ。今となっては歴史の中に埋もれた事実を伝える、貴重な1冊だと思って買ってみたけど、価格がなんと300円だったから、あまりの安値にちょっと驚いてしまったな。

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 富山地鉄本線上市駅は、線路が行き止まりになっていて、上りの電車も下りの電車も折り返すという珍しい駅。駅から出たところで線路は、北行き(滑川方面)と西行き(富山方面)に分かれているんだ。

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 枕木を置いただけの簡単な車止め。

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 昭和な頃には、実に大勢の人が乗り降りしていたという上市駅。この日は、イベントのおかげで、とても賑々しかったけど、普段はどんな風なんだろうと思ったよ。

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