富山で飲み食い・おぼえ書きブログ

富山で見つけたおいしいお店やこじゃれたお店を書いていく、富山なグルメのブログなんだ。どこへ行ったか忘れてしまわないようにね。 わたしの好みだから、「それはちがう」とか言わないでいただきたい。 ときには、旅した記録も、書き残すことにするよ。

タグ:栃木観光

 それは、日本最古の学校と称される「足利学校」を訪れた日のお話。近辺のガイドマップを見ると、「足利学校」のすぐ近くに、本堂が国宝に指定されているという、歴史的建造物を見つけたんだ。これは、行ってみなければなるまい。

 訪れたのは「鑁阿寺」というお寺。「ばんなじ」というんだけど、読めないよねぇ。読み方を知った後も、すぐに忘れてしまって何度も確かめてみたり(笑)。

1000019383

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。

 鎌倉幕府の御家人だった足利氏が元々邸を建てていた場所に、1196年(建久7年)、源姓足利氏二代目の足利義兼が持仏堂を建てて大日如来を祀ったのが始まりで、足利一門の氏寺になったのだとか。

 この足利氏が、後の室町幕府を開いた足利尊氏につながっているというから、室町幕府にとっても大事なお寺だったというわけなんだ。

 本堂は、応永14年から永享4年(1407年 - 1432年)の間に大規模な改造が行われたとはいえ、正安元年(1299年)の建立。今から、かれこれ700年以上も経っているとは、何とも素晴らしい建物ではないか。

 世界最古の木造建築として知られる法隆寺を見たときは、かなり枯れ枯れな雰囲気で、強い風に飛ばされてしまうんじゃないかという軽さを感じたけど、この鑁阿寺は、まだまだウエットで重厚さを残しているんだ。むしろ、これまで見てきたどの寺院よりも重々しさを感じるほど。

1000019384

 こちらは、国指定重要文化財の「鑁阿寺鐘楼」。本堂と同時に建てられたと寺では伝わっているらしいけど、いつの時期かに再建されてるんだとか。あまり見かけない形をしているのは、鎌倉時代の禅宗様式を踏襲しているから。たしかに珍しい形だよね。

1000019385

 元禄5年(1692年)に徳川第五代将軍綱吉の母、桂昌院尼公の再建したという「多宝塔」。できてから300年余りなのに、新しく感じてしまようね。この寺には、他にも、鎌倉建築や室町建築がいくつもあるんだ。

 「足利学校」は有名だけど、その陰に隠れた「鑁阿寺」は、こちらの方が古い歴史を抱えているのだった。

1000019386

 渡良瀬橋の上にて。森高千里の歌で有名な「渡良瀬橋」も、この足利市にあるのだった。

1000019387



    このエントリーをはてなブックマークに追加

 それは、栃木県にある湯西川温泉を訪れる前の日のお話。翌日からのホテルマン勤務を控えていたボクは、前日に、栃木県入りしようと思ったんだ。

 栃木県佐野市でかの有名な「佐野ラーメン」を堪能したボクは、その日の午後、栃木県足利市を訪ねてみたよ。彼の地には、日本最古の学校として知られる「足利学校」があるからね。

 それでは、有名な「学校」の額がかかった正門をくぐろうではないか。

1000019376

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。

 中学校の歴史の教科書にも登場する「足利学校」は、室町時代中期に守護大名上杉憲実(のりざね)によって再興したという歴史を持つ、中世の高等教育機関。戦国時代には学徒3000人を数え、あの宣教師フランシスコ・ザビエルが、日本国中で最も大きくて、最も有名な坂東の大学と世界に紹介したほどの、関東の最高学府なんだ。

 「再興」が室町時代であって、創建については、奈良時代、平安時代初期と諸説があるんだって。どっちにしても、すごく古いことには間違いがないよね。
 
 こちらは、最初の御門。奥に小さく見えてる二つ目の門に「学校」の額がかかっているよ。

1000019375

 足利学校は、江戸時代には、幕府から100石を賜るなどの加護を受けてたらしいね。でも、廃藩置県に伴って、栃木県の所有となり、建物がどんどん壊されていったのだとか。

 それではいけないと、旧足利藩士たちが運動を起こして、再び地域の物となり、残されていた孔子廟などを保護するようになって、今にいたるみたい。

1000019378

1000019379

 現在、あるのは平成2(1990)年に復元された建物。江戸時代中期のもっとも栄えてた頃の建物を再現したんだって。

1000019381

 この日は、夜にライトアップするイベントの準備中だったんだ。光と花々に包まれた「足利学校」は、さぞ美しかったことだろうね。

1000019382

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。


    このエントリーをはてなブックマークに追加

 今回の栃木紀行で、ボクがお世話になった湯西川温泉のお宿は、「おやど 湯の季(ゆのとき)」という旅館。今年の6月に全館リニューアルしたばかりの、とってもきれいな旅館だったんだ。

 初めて訪れたときに、「表構えだけでも、なんだかとっても良さげな雰囲気が漂ってくる」と思ったんだ。そして、その予感は、どんぴしゃりだったんだよね。

20251101_135844

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。

 この旅館、何が素晴らしいといって、まずは、お料理がとっても素晴らしかったよ。夕食は、会席料理なんだけど、調理長が丹精込めて作る品々は、美味しいのはもちろん、見た目にも実に美しいんだ。

 前菜の盛り合わせには、『向後(むかご)の白和え』『百合根まんじゅう』などなど、山あいの温泉宿にふさわしき品々が並んでいて、実に見事。この後も、『岩魚の塩焼き』『那須三元豚のしゃぶしゃぶ』『舞茸の釜めし』などなど、地の素材を生かした料理が次々出てきて、食べきれないほどなんだよね。

20251116_175231

 それを、こんなシックなレストランでいただくんだ。

 毎日、お客さんの誰かが、「とても美味しかった」って言って下さるし、「この料理を食べたくて、前回来てからまだ1カ月しかたってないけど、また来たよ」なんてリピーターさんもいらしたくらいだから、その料理の美味なるところは、お墨付きといった感じでしょ。

 お客さんも、熟年のカップルとか大人の親子連れといった感じで、とても落ち着いた雰囲気なのが素敵だったよ。食べ散らかしたり、茶碗にご飯粒を残したりする人はほぼ皆無で、とっても上品な皆さんが泊まっているんだよね。

20251116_201822

 こちらがお部屋。部屋の一部を板敷にして、ベッドになってる部屋もあるんだ。お部屋の内装も、6月に新しくなったばかりなんだって。

20251117_123422

20251117_123731

 お風呂は、内湯と露天風呂、家族風呂があるよ。その数は、全部で6湯。

 写真の露天風呂は混浴なんだけど、女性専用の時間帯も設けてあるから、混浴はちょっとと思う方でも、安心して入ることができるんだ。家族風呂も、空いてさえいれば無料で入れるから、いろいろと温泉を楽しむことができるのだ。

20251103_135146

 この玄関の雰囲気も素敵でしょ。

 「おやど 湯の季」は全部で15室の小さなお宿。紅葉のシーズンには、毎日のようにほぼ満室になる、とっても人気のお宿だったよ。

20251117_124121

20251117_124131

 いつか機会があれば、自分が客として訪れたい、そんな気持ちでいっぱいになる、素敵な旅館。皆さんも、機会があればぜひどうぞ。

20251114_085243

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。




    このエントリーをはてなブックマークに追加

 それは、栃木県湯西川温泉にしばらくお仕事していた日々のお話。この日は休日だったから、少し、遠出してみようと思ったんだよね。


 湯西川温泉から国道121号線を下り、川治温泉を過ぎてしばらく行ったあたりに「龍王峡」という標識が出ているのを、鬼怒川温泉方面に抜けるたびに何度も見ていたんだ。今は、真っ直ぐなバイパスがつながっているけど、かつてはそちらが国道だったと思われる旧道。

 けっこうそこで曲がって行く車もいたから、ボクも行ってみることにしたんだよね。これがまた、予想をはるかに裏切る、とってもとっても美しい渓谷だったんだ。小さな滝が美しいしぶきをあげながら、とうとうと流れていたよ。

DSC01990

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。

 鬼怒川沿いの美しい渓谷を生かすべく、昭和時代に造られたハイキングコースが、野岩(やがん)鉄道(鬼怒川温泉と会津をつないでいる)龍王峡駅から川治温泉岩風呂(薬師の湯)までつながっているんだ。駅前にはけっこう広い駐車場もあって、車で来た人も余裕で停められる感じ。

DSC01978

 駅から入り口の鳥居までは、お土産屋さんやめし処が並んでいて、お客さんの足を止める仕掛け。少しばかり造られた観光地感があって、このときは何だかなぁ、って、ちょっと思ってたんだよね。

DSC02021

 この鳥居を過ぎると、ハイキングコースは、また店の後ろを通ってたりして(笑)。まぁ、坂はなだらかになってたから、足の弱い人であっても、安心して行けるようにはなってたけどね。実際、そんな感じの人もけっこういたみたいだし

DSC01986

DSC01988

 ところが、その坂を下っていくと、にわかに美しい風景が広がり始めるんだよね。おお、流れ落ちる滝音も響いているではないか。この滝は「虹見の滝」と呼ぶらしいね。 

DSC01989

 滝の正面には「五龍王神社」があって、そこでお参りしてから先に進む仕組み。

DSC01992

 この空間が、霊験あらたかな雰囲気をとってもたくさん感じさせてくれる、素晴らしきパワースポットだったんだ。

DSC01993

DSC01998

 けっこう年季を感じる神社だったよ。

DSC01996

 道は、さらに奥へと続くのであった。

DSC02002

DSC02000

 周りからは、小さな流れが、次々と大きな川へと流れ落ちる風景が見えていて、自然の豊かさをたっぷり感じられたよ。

DSC02004

 鬼怒川を渡る「虹見橋」からの紅葉のパノラマは大変美しく、今がまさにベストシーズンだったんだ。

DSC02006

 紅葉、ってこんなに素晴らしいものなのかと、ここに来て、さらに思いは強くなったよ。

DSC02008

DSC02009

 「五龍王神社」は「虹見の滝」に向かってせり出した岩の上にあって、「虹見橋」の上から振り返ると、その様子がよくわかるのだった。

DSC02010

 入口の鳥居からこの見どころまでを往復して20分余りという、距離感もまた絶妙だと思ったよ。

DSC02013

DSC02015

 駅前にあった記念碑は、東武鉄道の根津社長に揮ごうによるもの。このあたり一帯の開発にも、東武鉄道の思想が反映しているんだろうと思ったよ。

DSC02020

 こんな素敵な風景のハイキングコースを、人工的に作ってしまうとは、人の力というのは、まったくもって素晴らしいと思うのだ。

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。



    このエントリーをはてなブックマークに追加

 栃木県の山奥にある、かつては秘湯と呼ばれていた湯西川温泉。今は、国道からいい道がつながっているけど、湯西川ダムのための取り付け道路ができた平成24(2012)年より前は、くねくねした山道を、国道から車で1時間以上かけて入ってきたというからね。

 富山でいえば、八尾町大長谷に入り込む感じ?


 こんな場所に、こんなにもたくさんの人が住む集落ができた始まりは、壇ノ浦の戦いで敗れた平家の落ち武者が、ここにたどり着いたことだ、という伝説が残っているんだ。

 富山でいえば、五箇山の合掌集落と同じ感じ?


 湯西川温泉の一角に、そのことを伝える「平家の里」という観光スポットがあるから、訪れてみたよ。温泉街からは、車で1分程度のすぐ近く。


DSC01395

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。

DSC01394

 これが、入場券を売る事務所。見事な茅葺屋根ではないか。

DSC01396

 中の建物も、江戸期の造りを残した茅葺の屋根。

DSC01398

 農家を再現してたり、伝統工芸品の木杓子(きじゃくし)の工房風にあしらえてあったりと、それぞれに特徴ある建物になっていたんだ。囲炉裏の形が独特だけど、この地方の特徴なのかな?

DSC01399

DSC01400

 紅葉する木々が随所に植えこんであって、今の季節には、それがまた美しいのだ。

DSC01402

DSC01403

 「足踏み式の唐臼」というのも残されていたよ。粟、稗(ひえ)、きびなんかの雑穀をこれでついたんだって。昭和20年代までは、現役として使われてたらしいよ。読書とか昔話とか、子供たちが、他のことをしながらついてたんだって。

DSC01404

DSC01405

DSC01406

 こちらは、商家の中の様子。

DSC01407

DSC01408

 平清盛や平敦盛の人形が飾ってあって、平家落人伝説や平家物語について、説明されていたよ。

DSC01409

 一番奥にあるのは、豪農の合掌造りだろうか。

DSC01410

 中には、けっこう高価な調度がレイアウトされていたよ。

DSC01413

 秋の「平家の里」。思っていた以上に雰囲気のある、訪れるに値するスポットなのだ。

DSC01412

DSC01423

DSC01422

DSC01424

DSC01425

 この地に「平家の里」が造られたのには、実は、ちゃんとした理由があってね。

 800年前、この場所を安住の地と決めた武将、平忠実とその家来衆一行が、武具や金銀財宝を埋めたと伝えられる場所が、「平家塚」としてこの地に残されているからなんだ。

DSC01429

DSC01428

 今でも、この場所を大切に保存し、伝承に勤めてるということで、この「平家の里」も造られたということだね。悠久の歴史を深く感じるスポットなのだった。

DSC01430

DSC01431






 「平家の里」の向かいには、湯葉の製造販売を行うお店、「平家ゆば」があるんだ。

 このあたりの名産品である湯葉を買うことができるし、ランチタイムには、『さしみ湯葉』『ゆば田楽』といった湯葉料理の食事もいただけるよ。

DSC01433

DSC01432

 温泉街近くにある湯平橋のたもとには、こんな渋い造りの「会津屋豆腐店」。店の構えも素晴らしいけど、豆腐って、こんなに美味いのかと感激する、見事な豆腐を味合わせてくれるのも素晴らしい。

DSC01438

 年季の入った古民家の宿「清水屋旅館」。こういう宿にも、人生で一度は泊ってみたいよね。

DSC01439

DSC01440

 川沿いに建つ老舗のお宿は、窓からの眺めもまた美しいことだろう。

DSC01443

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。


    このエントリーをはてなブックマークに追加

 それは、栃木県湯西川温泉近辺のダムを巡った日のお話。この日のもう一つの目的は、この近辺にある日帰り温泉を巡ってみることだったんだよね。


 湯西川温泉近くを走る国道、県道の沿線には、温泉街から一軒宿の温泉まで、たくさんの温泉があるんだ。公共浴場として、近隣住民はもとより、旅行者も入れる温泉がいくつもあったから、それを巡って、湯加減を確かめてみることにしたよ。

 まずは、「湯西川水の郷」。湯西川温泉の入り口に建つ、公営の観光施設なんだ。建てたのは日光市だけど、湯西川の住民が設立した会社が指定管理者となって運営しているんだって。地元に根差した施設ってことだね。

20251104_142706

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。

 隣にある売店が開いている間は、そちらで入湯料を払って入るシステム。この界隈の日帰り温泉の入湯料は、日光市民じゃなければどこも700円だったよ。割と最近できた建物みたいで、とってもきれいな館内だったな。

20251115_143111

20251115_140159

 中は、奥に長くゆったりした造りだったよ。

 そして、何よりも、露天風呂の眺めが素晴らしかったんだ。湯西川に面していて、その向こうの山を背景に、今の季節は紅葉にすっかり染まっていて、とても美しい風景。

 湯温も、長湯するにちょうどよい、熱すぎずぬるからずな温度。山と山の間の空をゆったりと雲が流れ、身も心もゆったりしてしまったな。

20251115_140223

 ここを訪れた人のサインが飾ってあったよ。内藤剛志さんとかサンドイッチマンさんとか、名だたる人が訪れているのだ。

20251115_143017



 「湯西川水の郷」の前には、「よらっせ!!」っていう売店&飲食の小さなプレハブ店舗が建っていて、土日に営業しているみたい。

20251115_134331

20251115_134431

 中に入れば、このあたりの郷土料理『ばんだい餅』の名前を見つけたから、頼んでみたんだ。板台=板の台の上でご飯をつぶし、丸く焼いて甘めの味噌だれをつけた団子状の食べ物だよ。

 飛騨の五平餅と似たようなつくりだけど、五平餅よりもしっかりつぶしてあって、ホントの餅のようなしっとりした食感なんだ。時間が経っても固まりにくいんだって。

20251115_134438

20251115_134452

 


 2つ目は、「黒部温泉 四季の湯」。川治ダムのさらに奥へと、鬼怒川沿いを登ったところにある温泉だよ。

 ダムからは、車で走って10分ほど?湯西川温泉からだと40分ぐらいかかる場所にあるけど、この界隈では、このぐらいの時間ならば近い方なのだ。

20251112_104304

 中に入ると、広い休憩室があったよ。お風呂は、奥の扉を入ったところにあるんだ。

DSC01890

 階段を下り、その奥へ進むと、ようやく脱衣所の出入り口にたどり着くのだ。

DSC01891

DSC01892

 この温泉は、内湯がなくて、すべて露天風呂。屋根付きと屋根なしが隣り合って、それぞれけっこうな広さであるのだった。屋根付きでちょうどよい感じの温度の露天。だから、屋根なし風呂は若干温度が低めだったんだけどね。

DSC01894

DSC01895

 でも眺めは、屋根なしの方がはるかに良いんだよね。向かいのお山が、広々と眺められるのだ。この辺りは紅葉がすすんでいて、すでに葉を落とした木々が、白く連なっていたんだよね。

 まだ赤や黄色を残した木々と混ざり合って、これがまた実に美しいのだ。紅葉も、見る時期によって違った見え方を楽しめることがよくわかったよ。

DSC01896

 さらっとしたお湯は、湯上りに肌がつるつるになるから、「美人の湯」とも称されるらしいね。

20251112_104255



 「黒部の湯」から、さらに奥へと20分ぐらい進んだところにあるのが「川俣湖温泉ふれあいの里 上人一休の湯」。川俣ダムのダム湖、川俣湖畔にあるよ。

 斜面の上に建っているから、せり出した部分が3階建てみたいになってるんだよね。でも、入口は、横の階段を登ったところの1階にあったりして、その構造がおもしろい。

DSC01951

DSC01939



 ここには、内湯と露天風呂があったから、両方入ってみたんだ。露天は、壁に囲まれていて、空を仰いで入る造り。内湯はかなり広々としていて、この界隈の温泉にしては熱めで、ボク的にはうれしかったよ。ボクって、けっこう熱い湯好きなのだ。

DSC01943

DSC01945

 こちらが、休憩コーナー。自販機で缶コーヒーを買い、テレビを見ながら涼むのだ。

DSC01949

20251112_130738




 このさらに奥に、一軒家の温泉宿が日帰り入浴をやっているという情報を見つけたから、行ってみることにしたよ。さらに15分ほど走ったところで見つけたのが「川俣温泉 間欠泉」。 

DSC01960

 温泉が噴き出すのを見たいと思って、車を降りてみたんだ。ところが令和4年ぐらいには、噴き出さなくなったんだって。湯気は出てるんだけど、噴き上げは見られないみたい。

DSC01957

DSC01959

 まぁ、それでも、間欠泉を見るために時間待ちできるように、展望台には足湯が設けてあったり。ちゃんと暖かい温泉が出ていたよ。

DSC01958

DSC01961



 さらに10分ほど進んだところに、温泉宿はあったんだけど、なんと、この日はお休み。そりゃ、自分も、働いているお宿が休業日だったから来ているわけで、同じように休んでいるのもさもありなん、だったね。

 このあたりまでは、日光市営バスが路線バスを走らせていて、さらに5分ほど進んだ「女夫渕(めおとぶち)」が終点だと聞いていたから、そこまで行ってみることにしたんだ。女夫渕の奥には、さらに4件の温泉宿があるんだけど、一般車は通行できないんだって。

 お客さんは、女夫渕にある無料駐車場に車を停めて、宿の送迎バスに乗ってそれぞれのお宿に行くのだというよ。なんたる秘湯感あふれる話ではないか。 

DSC01965

 奥にある温泉は「奥鬼怒温泉郷」というらしい。地図があって、歩いても行けるみたいだけど、時間にして1時間半(歩道を通るのが近道らしい)とか書いてあるから驚き。一番遠くの温泉は歩道を歩いて2時間半らしいけど、送迎がないとあるから、歩くしかない?もう、こうなると、温泉宿というよりも山小屋だね。

DSC01968

DSC01967

 駐車場はかなり広くて、この写真は14時ごろに写したけど、すでに12、3台の車が停まっていた感じ。皆さん、宿泊されるってことだろうか。

DSC01969

 一般車両進入禁止の道はこちら。

DSC01972




 別の日には、「川治温泉」にある共同浴場にも行ってみたよ。川治温泉は、温泉宿がけっこうたくさん集まってるかなり大きな温泉街。 

 「川治ふれあい公園」は温泉街の国道121号線沿いにある日光市営の公園だよ。

DSC02023



 駐車場、観光案内所「かわじいふるさとの駅」があって、奥には足湯もあるんだ。

DSC02024

DSC02027

 建物の中はなかなかの渋さ。

DSC02026

 「川治温泉」は、鬼怒川と支流の男鹿川が合流するあたりにある、古くからの湯治場温泉だよ。

DSC02028

 

DSC02029

 対岸に、とっても歴史を感じる浴場が見えたんだけど、どうすればここに入れるのかはわからず。入れるのかどうかもわからなかったのが、とっても残念だったのだ。

20251113_105721

20251113_105729

 こちらは、現在も営業中の共同浴場「川治温泉 薬師の湯」


20251113_111112

 ここの何が良いかというと、川に面した露天風呂に入れるということだね。薬師の湯で入浴券を買って入るんだ。

DSC02035

 かなりオープンな更衣室。風呂は2つあって、片方は壁に囲まれ、片方はそのまま川の景色を眺められるようになっていたんだ。どちらも、むき出しの岩を壁に利用してつくられている感じ。

DSC02036

 そして、湧き出した湯をそのまま使っているとかで、湯温がかなり低めなんだ。36度くらい?つかっているとだんだん寒くなってくる感じだから、先にこちらに入って、温まりたくなったら内湯に移動する、というのがいいみたい。そして、この温泉、対岸のお宿の部屋からも丸見えだから、覚悟して入るように(笑)。

20251113_112812

20251113_112854

 内湯は、ここも中は新しめできれいだったよ。

DSC02047

DSC02043

 ちょうどよい湯加減で、しっかり温まるのだ。

DSC02038

 廊下に、昔の川治温泉の写真が飾ってあったよ。昭和30年頃には、すでに温泉宿がいくつも建って、賑わっていたんだね。

DSC02040

DSC02042

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。

 最後は、「道の駅湯西川 湯の郷 湯西川観光センター」。国道121号線から、湯西川温泉につながる道に少し入ったところにある、道の駅だよ。湯西川といいながら、温泉まではここから車で20分余り。

DSC02052




 とはいえ、国道を走ってきた車が次々と入ってくる、人気のスポットだったよ。足湯につかってみる人もけっこういたりしてね。

DSC02053

 ここの温泉は、2階にあるんだ。長い廊下を抜けた奥に、男湯、女湯ののれんが下がっていたよ。

DSC02059

DSC02061

 この温泉は、内湯の浴場が広くてゆったり。泉質は、ここもさらっとした湯で、入った5つの日帰り湯は、すべて同じような泉質だった。

DSC02060

 そして、道の駅といえば、そして、湯上りといえば、『ソフトクリーム』でしょ。

 ミルクの味と香りが濃厚なソフトクリーム。前と横とでは幅が違うという珍しきコーンからは、ほのかにメープルの香りがしたよ。道の駅のソフトクリームって、クオリティ高いよね。

20251116_144319

20251116_144316

 

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。


    このエントリーをはてなブックマークに追加

 日光から鬼怒川温泉を抜けてさらに奥へ進むと、国道や県道沿いに、そば屋さんが点在しているんだ。いずれの店も、前に多くの車が停まっていて、とっても人気があるみたい。


 この日、ダム巡り、日帰り温泉巡りをしていたボクは、お昼はやっぱりそばだよね、と思ったのだった。この日入ったのは「湖畔亭ほそい」。

 国道121号線を湯西川温泉方面から川治温泉へと向かって走ると、左に折れて川尻橋を渡った先にあるお店。わざわざ国道をそれて入ったところにあるなんて、いかにも秘境のそばや風ではないか。

 いただくのはもちろん『もりそば』だよ。

20251113_124625

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。

 そば粉100%のそばは、短いのが基本。殻をとった状態で挽いてある、上品なそばだったよ。そばつゆもなじみの味で、とっても満足なのだ。

20251113_124633

 一緒に頼んだ『岩魚のからあげ』もよかったよ。

 岩魚っていうのは、肉食の魚だそうで、だから鋭くてかたい歯があるんだけど、唐揚げにすれば、頭もしっぽも骨も食べられるんだ。塩をかけるだけで、ふっくらした魚の旨味を十分楽しめるのだよね。

20251113_123249

 そして、何よりもよかったのが『そばがき』。『そばがき』って、作るのに手間がかかるせいか、置いている店がなかなかないんだ。だから、見つけたらすかさず食べるようにしているんだよね。

 ボクの記憶の中では、3度目の『そばがき』だったけど、ここのがベストだと思ったよ。

20251113_124828

 出来立てで、ふんわりと湯気が立っているそばがき。練るようにして柔らかく煮たそばがきに、ちょっとだけ出汁をつけていただけば、そばの香りが口全体に広がって、実に素晴らしい。この店に来てよかったぁ。

20251113_124830

 こちらがメニュー。焼肉定食とかあるけど、この店でどんな焼肉定食が出てくるのかも気になるところだね。

 『もりそば』と『岩魚のからあげ』と『そばがき』とで、〆て1,900円というのも、リーズナブルで素晴らしいのだ。

20251113_125824

20251113_125830

 湖畔亭というだけあって、お店は、五十里ダムのダム湖に面しているんだ。

20251113_130032

 中はこんな感じ。入ったとたんに、「この店、絶対うまいにきまってる」とわかる、素敵なお店だったんだ。

20251113_120822

20251113_120735

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。





 実は、別の日にもう一軒、素敵なそば屋さんに入ったんだけど、ご主人が、ネットに名前は出さないでほしいというから、写真だけ載せておくね。

 こちらのそばは、殻ごと挽いた田舎そばなんだけど、このそばが実に素晴らしかったのだ。そば粉100%のそばは、細くて短くてつやつや。そのまま食べても美味いし、塩をつけるだけでもさらにうまいという、絶品のそばだったよ。

 そばを食べて「これはうまい」とうなるのは、神通町にある「田村」で食べて以来なのだ。 

20251112_113757

20251112_113803

 さらにうまいのが『きのこの天ぷら』。左から、舞茸、原木椎茸、むき茸、かぼちゃ、クレソン、下にあるのがなめこといったラインナップだったけど、特に『なめこ』は、一口食べて「うまっ」と声に出してつぶやいてしまったほどなんだ。

 どのきのこを食べても、きのこって、こんなに美味いものだったのかと、空を見上げてしまったよ。

20251112_113533

 なめこは、酢の物になって小鉢に入ってたけど、これまた絶品。

 この店、道路から少し離れたところにあるんだけど、この店を見つけられたことは、今回の旅の一番の行幸だと思うほど。実に素晴らしきそば体験だったんだ。お店の名前は出さないけどね

20251112_113809

 冬場は、薪ストーブで暖をとるみたいだね。

DSC01917

 建物は、明治時代に建てられ、40年前に今の場所に移転してきてそば屋を始めたのだとか。この構えからして、美味い店にきまってると思うよね。


 最初にこの店の前に来たときは、まだ閉まってたんだけど、扉からガラス越しに中をのぞけば、この感じでしょ。この店でそばを食べなければ、一生後悔すると思ったよ。

 少し時間が経ってから電話して、オープンを確かめてやってきたんだよね。おかげで、実に幸せな時間を過ごすことができたのだった。

DSC01904

DSC01908

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。
    このエントリーをはてなブックマークに追加

 日光から湯西川温泉へと向かう国道121号線は、利根川の支流、鬼怒川沿いにつながっているんだ。この道を鬼怒川温泉、川治温泉と通り抜けてしばらく進むと、「五十里ダムわくわくダムダム資料館」という標識が見えるよ。

 この日は、それがどんな施設かを確かめるために入ってみたんだ。前を通るたびに、何があるのか、とっても気になっていたんだよね。資料館は、五十里ダムの管理事務所の一部。「五十里ダム」というのが、いつどんな風にできて、どんな役割を果たしているかを紹介する施設だったよ。

 前に駐車場があって、車が入れ替わりながら常に誰かが入ってくる、といった感じのにぎわい。皆さん、通りがかりだろうけれど、ダム好きがけっこう多いってことかな?

20251107_134300

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。

 1956(昭和31)年に完成した五十里ダムは、当時は日本一高さのあるダムだったんだって。できてからかれこれ70年?とっても歴史のあるダムなんだね。

20251107_135750

 このタイプのダムは「重力式コンクリートダム」と呼ばれているんだ。とってもどっしりした堤体だね。洪水調節、農業用水の供給、発電を目的に維持されているみたい。

20251107_135414

 静かに水をたたえるダム湖面。

20251107_135540

 中には、そういう五十里ダムの歴史や現在の機能について、説明してあったんだ。緊急放水のシミュレーション、とかもできるようになっていたよ。

20251107_140024

 五十里ダムは、令和に入ってからも改良がおこなわれているんだって。まだまだこれからも現役なんだね。

20251107_135857

 気象観測の機器も置いてあって、天気予報にも役立っているのだ。

20251107_140205

 国道のトンネルを抜けたところに、ダムを見下ろせる展望台も作られていたよ。ダムの完成を伝える記念碑も設置されていたんだ。

20251107_140428

20251107_140510

 「わくわくダムダム資料館」で、この界隈には、国土交通省が管轄するダムが、他に3つあることを知ったボクは、後日、それらのダムをぐるっと一回りすることにしたんだ。

 スタンプラリーの用紙があって、4つのダムでスタンプをもらうと、オリジナルの『ダムカードホルダー』がもらえるっていうからね。それは、張り切ってしまうではないか(笑)。




 この日は、とってもいい天気。湯西川温泉から、最初の目的地「湯西川ダム」へと向かう途中の山々は、見事に、紅葉で色づいていたんだ。

DSC01848

DSC01849

 そして、たどり着いた「湯西川ダム」。「五十里ダム」は、鬼怒川の支流、男鹿川に造られているんだけど、湯西川は、その男鹿川からさらに分かれている川。支流の支流ってことなんだ。

 この「湯西川ダム」も「重力式コンクリートダム」。2008(平成24)年にできた、鬼怒川4ダムでは一番新しいダムだよ。五十里ダムに比べれば、まだまだ白くてピカピカのダムだね。紅葉とのコントラストが美しいのだ。

DSC01851

 新しいだけあって、観光に来る人々を想定した造りになっていたよ。すぐ近くには、高台から見下ろすための階段が造られていたんだ。手すりが高低2本もついていて、子供やお年寄りなど、幅広い世代を受け入れようとしている?

DSC01854

DSC01855

 階段の上から見下ろすとこんな感じ。

DSC01853

 ダムの上部のことを『天端』というんだけど、その幅が、五十里ダムの2倍以上もある感じ。耐震、耐用年数を考えてのことだろうけど、その容積を考えると、さぞかし予算をつぎ込んだと思われるよね。

 さすが、国交省はお金の使い方が違うなぁ。

DSC01863




 移動して「川治ダム」へと向かったよ。国道121号線を下り、右に折れて、トンネルと抜けたところにあるんだ。このトンネルも、前を通るたびに気になっていたんだよね。何しろ、出口に向かって、ものすごく真っ直ぐなトンネルなんだもの。

 「川治ダム」は1983(昭和58)年に完成した「アーチ式ダム」。黒部ダムと同じタイプってことだよね。こちらは、鬼怒川本流に造られているんだ。高さが140mもあって、下をのぞくと、吸い込まれそうな感じ。

DSC01875

 川治ダムのダム湖は、「八汐湖」と呼ばれているみたい。

DSC01864

 ダムをはさんで、管理事務所と川治ダム資料館が立ってるんだ。ダムカードは管理事務所でしかもらえないからご注意。スタンプラリーで押すスタンプは、両方に置いてあるのにね

DSC01877

 「川治ダム資料館」は、どうやら日光市営の様子。

 どのダムも同じように情報提供してくれるんだけど、3つ回ってわかってきたことは、ここで貯水された水が、下流で、宇都宮のみならず、茨城県、千葉県でも水道水として取水されているってこと。

 千葉市界隈の水道水のもとは鬼怒川上流の国交省ダムにある、ということで、水を通した交流がずっと昔から行われているみたいだよ。以前は、ダム近辺の家庭一軒一軒に花鉢が贈られてきてたっていうから、何とも、素晴らしいお話。

DSC01879

 あと、4つのダムには、かわいい2次元キャラクターが設定されていて、資料の説明に一役買っているよ。

DSC01883

DSC01929




 そして4つ目の「川俣ダム」。こちらは、かなり山奥に入り込んだところにあったんだ。川治ダムから車で20分ほど走った上に、駐車場からさらに10分ほど、道を下ったところにあるんだ。

DSC01918

 1966(昭和41)年に完成した、ここもアーチ式のダム。高さは117mと、川治ダムよりも低いけど、両岸に山が迫っているためか、はるかに高さを感じたよ。そして、周辺の紅葉との対比がまた美しいのだ。

DSC01919

 人々が、紅葉に心ひかれる理由が、今回の旅でとてもよく分かったような気がするね。そして、それを感じるには、ある程度、歳を重ねる必要がある、ってこともね。

DSC01923

DSC01922

 ここのダム湖は「川俣湖」。湖畔のハイキングマップが作られていて、この界隈を盛り上げようと、自治会ががんばっているみたい。

DSC01925




 かくして、4つのスタンプが集まったので、オリジナルダムカードホルダーを川俣ダムの管理事務所でいただいたのだ。

 これが、ホルダーの中にも情報が書かれていて、カードを入れちゃうとそれが読めなくなるという代物。中に入れないで、カードとは別に持つしかないよね(笑)。

1000019882

1000019884

88_31←栃木のことより富山のこと、って人はこちらをタップしてね。


    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ