富山で飲み食い・おぼえ書きブログ

富山で見つけたおいしいお店やこじゃれたお店を書いていく、富山なグルメのブログなんだ。どこへ行ったか忘れてしまわないようにね。 わたしの好みだから、「それはちがう」とか言わないでいただきたい。 ときには、旅した記録も、書き残すことにするよ。

タグ:古刹

 それは、粟津温泉を訪れていた日々のお話。

 粟津温泉で新年を迎えたわたしは、
 粟津の地を見守る寺社に初詣に出かけることにしたんだ。

 参道となる階段を登り詰めたところにあるのが「大王寺」

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近ごろテレビCMでよく見かける
これまた粟津の名湯「のとや」の横を
通り抜けたところに登り口がある

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 この寺も、白山を開山した泰澄(たいちょう)大師によって開かれた真言宗の寺院
 創建も、旅館「法師」開湯と同じく養老2(718)年だ。

 古寺らしい趣きが、重々しい雰囲気を醸し出す。

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歴史の重々しさを感じさせる山門

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新年を迎え 凛とした空気が漂っていた

 境内には、泰澄大師の石像も祀られている。

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石段を登った先に鎮座する泰澄大師

 粟津温泉の方角を、じっと見つめていた。

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厳しさとやさしさが入り混じった表情が素敵

 「大王寺」と隣り合って、この地にも「白山神社」があった。
 これは、参らなければなるまい。

 「大王寺」は、けっこうな高みにある。
 そこからさらに石段を高く上ったところに、
 「白山神社」は鎮座している。

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鳥居の立派さが神社に風格を与えている

 「白山神社」は奈良時代から粟津の総社として崇敬されてきた。
 今も、粟津の人々の暮らしを見守っている。

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灯篭の灯りが初詣らしい感じを高めていた

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正月は地域の皆さんが氏子としてつめていたみたいだ

 手水舎も渋い造り。

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幕がかけられるのも初詣の時期だけだろう

 この本殿のすぐ横に、「大王寺」の鐘付き堂がある。
 ここまで登ってきて、鐘を打つのだろう。
 この日の前夜、大晦日の夜に響いていた除夜の鐘は、
 この鐘だったのだろうか。

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かなり大きな鐘だった


 ここ数年、機会があれば御朱印をいただいている。
 「大王寺」では、書置きの御朱印をいただいた。

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ひらがながちょっとかわいい感じをだしている
 
 旅館「法師」も、正月の飾り。

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おめでたき角松と水引


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 それは、粟津温泉を訪れていた日々のお話。

 粟津温泉街を通る路線バスの終点は「那谷寺」。
 小松駅を起点に粟津駅前を通り抜けて粟津温泉、那谷寺へと至る路線なんだ。

 この日は、そのバスに乗って那谷寺へと出かけてみたよ。

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那谷寺バス停に到着 ここから歩いて5分ほどでお寺に着く

 那谷寺は、養老元(717)年、真言宗のお坊さん泰澄法師によって開かれた寺。
 泰澄法師は、白山を開山した人物であり、粟津温泉を開いた人物としても知られている。
 那谷寺も、粟津温泉と並んで、開帳してから1300年余りというということだ。

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門前から山門を眺める

 中世には、新田義貞の攻撃を受けたり、一向宗(浄土真宗)に改める者が増えたりして衰退した。
 しかし、江戸時代には、加賀藩第3代藩主前田利常の保護を受け、お寺は立て直ったという。

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凛々しき山門

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山門を守る阿吽の像が半立体なのがおもしろかった

 歴史ある寺にふさわしく、境内には凛とした空気が立ち込めていた。

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深淵なる境内

 金堂華王(けおう)殿は、平成2(1990)年の再建。
 南北朝時代に戦火で焼失して以来、650年ぶりに再建された。
 築35年を数えるが、1300年の歴史から見れば、新しいといえるだろう。

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金堂と普門閣

 中には、体長7.8mの大きな十一面千手観音像が安置されている。
 壁面は、郷土作家の作品で飾られ、近代的かつ豪華絢爛な雰囲気を漂わせていた。

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金堂華王殿の由々しき姿

 手水にも趣きがある。

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屋根のない手水がいかにも古めかしき寺らしい

 那谷寺で最も特徴的なのが奇岩遊仙境。
 そそり立つ奇岩にいくつもの窟が開いていて、その一つ一つに仏様が安置してある。

 江戸時代の俳人、松尾芭蕉もこの地を訪れて、「奥の細道」に句を詠んだ。
 曰く、

石山の 石より白し 秋の風

 この風景を見れば、芭蕉の心持ちがよくわかる。

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庭園の歩道から見上げる奇岩遊仙境

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正面の展望台から見下ろす奇岩遊仙境

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窟に安置された仏様

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松尾芭蕉の句碑
芭蕉が訪問してから150年を記念して設けられたというが、それも江戸時代のお話

 加賀藩第3代藩主、前田利常によって建てられた本殿(大悲閣)
 慶長2(1642)年の建築であり、現在は、国の重要文化財に指定されている。

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枯れた雰囲気に趣きがある

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本殿につながる門

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本殿は少し高台に設けられている

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拝殿は窟の奥に造られているので屋根がない

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奥に抜ける道も岩をくり抜いて造られていた

 三重塔、護摩堂、鐘楼と、いずれも、前田利常によって建てられた。
 どれも高台に建てられている。

 もともと少し平らだったところを選んだのだろうが、
 大きさを考えると、人の手によって平地を広げた思われる。
 人の力の底知れなさを感じるお話だ。

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三重塔も国指定重要文化財

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護摩堂を見上げる

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この護摩堂も国指定重要文化財

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鐘楼だって国指定重要文化財

 じっくり1時間ほどの歴史の旅だった。


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 昨年から、わたしは、全国各地を旅しながら、当地のお宿でお手伝いする暮らしをしている。
 実は、この年末年始も、富山にはいなかったんだ。

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雪に包まれた古湯の宿

 年末から訪れていたのは、石川県にある粟津温泉
 近くに那谷寺という古刹を抱える、歴史ある温泉なんだ。
 この粟津温泉、開湯してからなんと1300年余りというから、驚くではないか。

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歴史の重みを感じるロビー


 今回訪れたのは、粟津温泉が開湯したときからずっと営業している旅館「法師」
 養老2(718)年創業というから、この旅館も1300年以上の年月、彼の地で営業しているということだ。

 那谷寺も旅館「法師」も、開いたのは泰澄太師といわれる。
 奈良仏教のお坊様だ。

 子供の頃から、名前だけはよく耳にした高級旅館。
 料理も使われている器も素晴らしく、とても素敵な旅館だった。

 こういう旅館には、働くだけではなくて、ぜひ泊まりに行ってみたいものだ。



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 その寺は、八尾の町をずっと支えてきた。その寺は、八尾の町にずっと支えられてきた。「聞名寺」は、八尾のフラッグシップと呼んでも差し支えない、八尾の名所なんだ。

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88_31←ここへ行けば富山にくわしくなれるよね

 陽の光に包まれる太子堂。

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 鎌倉時代に創建されたといわれるこのお寺は、戦国時代には豊臣秀吉、前田利長の庇護を受け、江戸時代には、富山藩前田家に守られていたのだとか。

 八尾の町は、この寺の門前町として発展したというし、その八尾は富山藩の奉行が治めていたという話も聞いたことがあるから、その当時から、隆盛を誇っていたんだろうね。

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 今は静かにたたずむ古刹なんだ。

 実は、ボクは最近御朱印帳を手に入れて、有名な寺に行くたびに御朱印を書いてもらってるんだよね。この日も「聞名寺」には、御朱印いただきに来たんだけど、あいにく門は閉ざされていたのだった。

 うーん、いつだったら書いてもらえるんだろ?まさか、おわら風の盆の時期ではないよね。となると、正月とかお盆とか?

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 神岡の街を歩いていると、なんだか歴史を感じるお寺に出会ったよ。しかも、かなり大きなお寺。

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88_31←富山のいろいろを知りたい人は、ここを見てね〜

 お寺の名前は「円城寺」。曹洞宗のお寺だよ。白と渋めの朱色に塗り分けられた山門が、とても立派だったな。

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 大きな木を境内に抱えた本堂も、とても重々しい造りで威厳があったよ。

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 最初に建立されたのが、承久3(1221)年というから、なんと、「承久の乱」が起こった年ではないか。一時廃絶されたものの、慶安2(1649)年に、飛騨の領主、金森家が今の場所に再興した、っていうから、こういうのを古刹といってもいいかも。

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 長い時代、かの地にあって、神岡の変遷をずっと見守ってきたんだね。

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 そのお隣には、高原川に面して「船津座」という地域交流センターが大きな存在感。

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 無料の休憩スペースがあったり、

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 長い廊下が奥へとつながっていたりしてたよ。奥には、多目的ホールや茶室もあって、貸しスペースになっているみたい。

 中は自由に見学できるようになっていたよ。暑い日だったから、冷房の効いたスペースで、ちょっと一休み

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 城端は、「城端別院善徳寺」の門前町として発展してきたんだって。その善徳寺を訪れてみたよ。何とも立派な山門。

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88_31←富山のいろいろを知りたい人は、ここを見てね〜

 細かな角材がたくさん張りめぐらしてあって、とても手をかけてつくってある山門だったよ。大きな提灯がまた見事だったな。

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 お寺には、立派な幕がかかっていたけど、いつもこんななりでいるのだろうか。由緒正しき雰囲気が満載で素敵だよね。

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 鐘撞堂の造りもまた見事。屋根部分がこんなに大きくても、でん、と立っているところがまた素晴らしい。

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 この日は、中で講話が行われるところだったけど、それに先立つ読経を聞いたところで、あとは遠慮させてもらったよ。それだけでも、とってもありがたい気分になれたのだった。

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 由緒書きによれば、延徳元(1489)年に創建し、この地に建立されたのは、永禄2(1559)年らしい。室町時代から続く、歴史ある寺なんだね。まさに、古刹と呼ぶにふさわしい。

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 山門の天井も、隙のない造り。

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 精巧な龍の彫り物も厳めしい。

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 紋を刻んだ欄間も素敵。

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 寺の山門を出ると、正面には、利賀の山々。

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 この場所で、近隣の人々に大きな影響を与えていたことがうかがわれる表構えだったよ。

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 お寺の横には、こんなに立派な建築があったんだ。

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 「善徳寺会館」というんだって。茶室や広間なんかもある建物みたいだけど、門徒が集う施設だろうか。こんな立派な施設が附属しているところからも、この寺が、いかに人々の近くにあるかが伝わってくるよ。

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