それは、利尻島で過ごしていた或る夜のお話。
訪れたのは鴛泊の街中にある「笑う門」。

何だか福が訪れそうな名前の、
本格中華が楽しめるお店だ。


まずは、生ビールといこうではないか。

利尻では、
家飲みするなら
『サッポロクラシック』の缶だが、
お店ではもっぱら
『アサヒスーパードライ』なのだとか。

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88_31←応援ありがとう。

この日、注文したのは『陳麻婆豆腐』。

この『陳麻婆豆腐』が絶品というのが、
もっぱらのうわさ。
かなりピリ辛な麻婆に、ビールが進む。

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中華の香辛料がよく効き、
ひき肉がたっぷり入り、
豆腐はかため。

満足感十二分の素晴らしき逸品だった。

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この日は、『什錦炒飯(五目チャーハン)』も頼んでみた。

細かく刻んだチャーシューと
金華ハムがゴロゴロ入った一品。

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味わいも強すぎず、
それでいて、麻婆でしびれた舌にも、
ちゃんと味わいのよさが伝わるという
秀逸な一品だった。

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メニューは、中華料理店にしては、
さほど多くない。

ほとんどが炒め物のラインナップ。
利尻島であれば、それもやむを得ないか。

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麺類は焼きそば類のみ。
こちらも、炒め中心ということだね。

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うわさにたがわぬ、
素晴らしき中華料理店。

もう1回は訪れたいと思った。

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かくして、2度目の来店。
次回は『餃子』と『炸子鶏(鶏唐揚げ)』と
前回店を出るときに、もう決めていた。

餃子と鶏の唐揚げという、
鉄板の組み合わせだ。

この日は、夜に仕事があったけど、
まぁ、まだ時間があったから飲んじゃうよねぇ。

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6個入った『餃子」は、
皮がけっこう厚くてもっちり。
全部食べれば十分お腹に応える、
主食の代わりを務める一品。

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肉肉しい感じの具には、
ニラや白菜もしっかり入っていて、
とても満足のいく一品だった。

これは、ビールのつまみではなく、
食事であった。

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鶏の唐揚げは、4個入。

これまた揚げたてのえびせんが、
2枚付いていたが、
油っけは少なく、
パリパリと心地いく割れていく、
素晴らしいえびせんだった。

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唐揚げには、
さくさくした衣がしっかりついている。

下味はあまりなく、
胡椒の入った塩をつけて食べる。

中はとてもジューシー。
衣のサクッと感との対比が素晴らしい。
これもまた絶品だった。

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素敵な二皿のおかげで、
ビールはあっという間に空に。

もちろん、料理もぺろりといただき、
満足して店を出たのだった。



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