利尻島は、外周60�卍�度の円形の島。
外周を1周する道路に路線バスが走っている。

その道路に面して、大きな4つの街があり、
その街々に、住民の多くが住んでいる。


鴛泊(おしどまり)には、
利尻富士町の町役場や、
稚内航路のフェリーターミナルがあり、
利尻富士町の中心といっていい街。

一軒一軒の敷地面積が広く、
ゆったりとした建物の建ち方をしている。

1000024655

88_31←応援ありがとう。 

写真は、フェリーターミナルのすぐ横にある
ペシ岬の高台から写したものだ。

一見、なだらかな平地に
建物が建ち並んでいるように見えるが・・・、

1000024660

街中の道路上で写真を撮ると、
こんな風に写る。

天国への坂道みたいだろう?

1000024328

反対側だってこの通り。
街中を移動するには、
上ったり下ったりを繰り返す。

そんなことを毎日繰り返すと、
起伏のある道も、次第に気にならなくなった。

何しろ、この街に暮らしていたからね。
もちろん、疲れるには疲れるんだけど。

1000024329

郵便局も、平らな土地には建っていない。
斜面に盛り土をして、
フラットにしてから建てる。

1000024330

利尻町役場は、
フェリーターミナルから見て一番奥に建っている。
かなり新しい、現代建築だった。

1000024418

利尻島では、
ほとんどの家々に煙突がある。
冬には、煙突のストーブで温まるようだ。

サンタクロースが訪れやすくて、いい街だ。

1000024416

利尻島では、
ほとんどの家に、屋外の燃料タンクがある。

富山の家屋にだってけっこうあるといえばあるが、
それに比べると、かなり大きい。

中には、牛の模様のような色で塗ったのもあって、
これは可愛いかったりする。

1000024706

利尻島では、
道端に生えている草に花が咲く。
それも、大きくて美しい花がたくさん咲く。

1000024698

1000024699

植えて育てているわけではなく、
かってに伸びてかってに咲いている。
いわば、雑草なわけなのだが。

短い春から秋の時間を、
植物たちも、
精一杯生きようとしているのだろうと思う。

1000024856




沓形(くつがた)には、
利尻町の町役場や、
礼文航路のフェリーターミナルがあり、
利尻町の中心といっていい街。

こちらは、鴛泊とちがって、
街全体が、フラットな平地の上に立地する。

ただ、一軒一軒の敷地は狭く、
軒を接した建ち方をしたところも多い。
そのせいか、にぎやかな街の雰囲気を持っていた。

1000024186

街の風景だけなら、
富山の街と、そんなにも変わらない感じがするだろう。

1000024187

一軒一軒を個別に見ていくと、
さすが利尻島、と思うところも多々ある。

こちらは、利尻島で最も古い建造物。
現在は、「利尻島の駅 海藻の里・利尻」として利用されている。

1000024188

こちらは、食堂「わすれなぐさ」。

うしろの建物は、サイロ風。
雪が積もっても、
滑り落ちるような構造である。

1000024242

「交流促進施設どんと」は、
町民が集う公共施設。

郷土資料室という名の、
図書館機能を持った施設も併設していた。
島唯一の図書館だった。

ここでは、島に関わる書籍を読んだり、
アイヌの文化や習俗に関する冊子をいただいたりした。

1000024234




鬼脇は、島南東部にある利尻富士町の街。

歴史的建造物を活用した
「利尻島郷土資料館」が置かれているが、
街の規模としては、鴛泊よりかなり小さい。

1000024502

積雪時の除雪車のキャタピラ痕だろうか?

1000024501

鬼脇は、海に沿った道道に対して、
垂直方向に道が伸びている。

なだらかな坂が、
利尻富士に向かって続き、
その沿道に、商店や郵便局が並ぶ。

1000024525

鬼脇の街で見つけた、町の紹介ボード。

1000024518

鬼脇は、移住者たちでつくられた街だという。

1000024519

「南浜獅子神楽」の写真と紹介文があったのだが、
よくよく見ると
『明治中頃に
 富山からの漁夫が舞った越中神楽が
 南浜に伝わり・・・』
とある。

おお、こんなところで、
富山とつながっていようとは。
ちょっとうれしくなってしまったのだ。


「利尻富士町史」によれば、
新湊市放生津から移住してきた人たちが、
この舞を伝えたのだという。

今でも、伝承されているというから、
何とも素晴らしい話ではないか。

1000024520




仙法志は、利尻島の南西部にある街。

「利尻町立博物館」が置かれているが、
街の規模としては、4つの街で最も小さい。

海に沿った町道と、
内陸を走る島周回道道の間の斜面に、
市街地が広がっている。

飲食店は1軒しかなく、
宿泊施設もないが、
役場の出張所が存在するので、
大きな街の一つに数えてみた。

1000025770

この日は、天気が悪く、
海は荒れ模様。

この感じは、いかにも日本海。
富山であっても利尻であっても、
日本海は、
似たような表情を持っているのだ。

1000025771




これらの街の外にも、
利尻島には、道道に沿って、
あちらこちらに集落がある。

それぞれの場所に、
それぞれの生活があるのだった。

このエントリーをはてなブックマークに追加