それは、昨年の秋、
栃木県湯西川温泉の「おやど 湯の季」で働いた後、
「小江戸川越」に寄り道したときのお話。


川越は、ここ最近、グルメの街として
テレビの旅番組なんかにも、
よく取り上げられている。

明治建築が並ぶ「蔵造りの街並み」には、
たくさんのグルメスポットが
次々とオープンしていて、
令和のスイーツを楽しめるんだ。


そんな中、わたしの心を射止めたのが、
「蓮馨寺」の境内に面してたたずむ「松山」

「いかにも門前のだんご屋でございます」
といった風情が見事なお店。
川越で味わうなら、現代スイーツよりも、
日本の伝統的なお菓子なのだ。

いただいたのは、
『名代焼きだんご』
『いなりずし』
ね、見事にトラッドなビジュアルだろう?

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88_31←川越のことより富山のこと、って人はこちらをタップしていただきたい。

『名代焼きだんご』は、
高山みたらしだんご風で、
しょうゆをつけて焼いただけだが、
かなりしっかりつけて焼いてあるからか、
相当香ばしくて、濃厚にしょうゆ味。

多くの高山みたらしだんごより、
失礼ながら、ずっとずっと旨い。

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『いなりずし』が売られていることも、
とてもレトロな感じがして良い。
そして、その味わいがまた素晴らしい。

うす揚げの味付は、
これまた濃厚に甘辛く、
少なめに酢飯を入れて、
さらに1回巻いてあるから、
酢飯とうす揚げの量が、
1対1な感じ。

揚げを食べてる、
という感じがとてもよいのだ。

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門前のこの場所で、
焼きだんごといなりずしだけで
商売ができていることも、
その2種類が置かれているということにも、
門前の茶屋にふさわしい、
歴史を感じる。

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川越という街は、江戸時代より、
さつまいもの産地として知られている。

現代では、
それを材料に趣向を凝らしたスイーツが、
街にあふれかえっている。


わたしがいただいたのは、
「COEDO HACHI(小江戸はち)」
『焼芋ブリュレ』

焼き芋の上に、
カスタードクリームをたっぷりのせて、
ブリュレしてある。

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甘くて、甘くて、甘苦いという、
三拍子そろった逸品なのだ。

本当なら、『COEDOビール』
一緒にいただきたいところ。


クラフトビールとスイーツって、
けっこういい取り合わせだが、
この日は、この後も車で移動だったからね。
やむなく断念したんだ。

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川越では、明治時代後半から、
「いもせんべい」が造られるようになった。
その歴史は、100年以上にわたる。

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いもせんべい店は3軒ある。
この日は、
「東洋堂」
「隆清堂」で購入した。

もう一軒の「芋十」は、
残念ながら定休日。


薄くスライスしたさつまいもを焼き上げ、
両面に砂糖をぬって乾燥させる。
優しい甘みが、絶妙だった。

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川越の歴史を彩る、
素晴らしき逸品だった。



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