それは、徳島の秘境「祖谷のかずら橋」近くで
1か月過ごした日々のお話。


「祖谷のかずら橋」から
さらに奥に少し進んだところに、
古民家を利用したカフェがあるという。

少しといっても、
車で10分ほど登ったところ。
歩けば、30分もかかるだろうか。

お店の名前は、「古民家カフェ天空」
ブルーベリー園を併設している、山中のカフェなんだ。

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88_31←わたしを応援してくださって、ありがとう。

この日いただいたのは、
『山菜ピザ』『和紅茶』
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ふんわりもちっとした生地が素晴らしい。
塩加減も絶妙だと思う。
焦げ具合がよく、香ばしい。

チーズは、モッツアレラ?
その塩加減もまたマッチしている。

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祖谷でとれた山菜を使うということで、
この日は、たけのこが入っていた。
しいたけは、自家製とメニューにある。
あとは、ぜんまい。

ぺろりと1枚食べてしまった。

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『和紅茶』は、
大歩危小歩危のある山城町の
農家が作った茶葉を使っている。

日本茶のというか、
番茶のような香りをはじめに感じたが、
すぐに、紅茶の香りが追いかけてきて、
鼻いっぱいになる。

これぞ『和紅茶』だと思う。

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豊富なお茶のラインナップも素晴らしい。

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紅茶が半分残ったので、
もう1枚、ピザを食べることにした(笑)。

この店の、
もっとも特徴的なメニューだと思われるのが、
『ブルーベリーピザ』

フルーツのピザだなんて、初めましてだ。

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チーズピザの上に、
コンフィチュールしたブルーベリーが散りばめてある。

砂糖はほとんど加えられておらず、
ブルーベリー自体の甘味と香りを楽しめるつくり。

この控えめな甘さが、
デザート感の少ない、
むしろ、ピザらしいピザに仕上げている。

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看板メニューにふさわしい1枚だった。
いやはや、全くもって素晴らしい。

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古民家は、広々と縁側が解放されていて、
中に入っても、縁側に座っても、
向かいの山の風景が、180度見渡せる。

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その風景たるや絶景。
間を流れる川が、「ひ」の字形に曲がっていて、
山腹が大きく膨らんでいる全体を見渡せる。

山腹の集落や家々が一望できて、
実に気持ちの良い眺めなのだ。

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マスターご夫妻は、
マスターが仕事を引退してから、
故郷にUターンし、
この場所に、
ブルーベリー園とカフェを始めた。

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それは、まだ数年の話らしい。
愛すべき故郷があるというのは、素敵なことだ。

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あまりに素敵なスペースだったので、
後日、再度訪れてみた。

いただいたのは『そばぜんざい』。

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そば粉を、そばがきのように団子状にした、
そばもちが2個入ったぜんざい。

ブルーベリーを入れてもらって+100円。

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これが、実に素晴らしい。

そばがきをスイーツとして食べてもよいのだと、
知ったことが大きな財産だ。

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ほどよい甘さの汁に、
ブルーベリーのちょっとの酸味がよく合う。
時間の過ぎる様も心地よいのだ。

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壁に張り出されたメニューから選んで、
スタンドで注文する。

古民家の席に座っていると、
運んできてもらえる。

いつまででも、どれだけでも、
あるだけの時をゆったりと過ごせる、
素敵な空間だった。

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坂道をぐっと登ってきたところに、
駐車場が待っている。

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この看板で、道を曲がるとよい。

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谷を見下ろしながら、店へと向かう。

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見えてきた建物は、納屋だろうか?

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こちらが、客席スペースの古民家。

歩いて訪れるお客さんも少なくない。
外国人も多数訪れていた。

こんな、日本の原風景みたいな場所にあるカフェを味わえるとは、
幸せな日本旅行だと思うのだった。

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