それは、徳島の秘境「祖谷のかずら橋」近くで
1か月過ごした日々のお話。


この日は、香川県丸亀城の
素晴らしい石垣と天守閣を楽しんだ。

ここまで来たからにはと、
「金刀比羅宮」にも行くことにした。
全国から参拝者が訪れる、
石段で有名な「こんぴらさん」だ。


石段の始まりがこちら。
はじめはとてもゆるやかで、
「これならいけるね」と軽く思ったのだ。

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88_31←わたしを応援してくださって、ありがとう。

立派な灯篭が、お出迎え。

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参道の両脇には、
お土産屋さんがぎっしり。

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木刀や同じデザインのTシャツなんかを並べている。
昭和の香る店ばかり。
最盛期から、時が止まっているのではないかと思うほど。

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だんだんと、
階段と階段の間の踊り場が、
狭くなってくる。

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鳥居を越えた辺りで、
階段は、にわかに急になった。

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釣灯籠がずらりと並ぶ『灯明堂』
安政5(1858)年に建てられた。

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備後国因島の人々の寄進によるものとか。

船の竜骨状の下梁を用いてあり、
いかにも船大工が建てた、
珍しい構造なのだそうである。

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『琴陵宥常(ことおかひろつぐ)』なる
人物の銅像が立っていた。

明治時代の初め、
金毘羅大権現を「金刀比羅宮(ことひらぐう)」と改め、
本宮を再興したり、
博覧会を開催したりして、
今の隆盛の基礎を作った宮司。

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この人のおかげで、
今の「こんぴらさん」があるんだね。

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かなり登ったところで、
ようやくたどり着いた『山門』

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『山門』前からは、
琴平の街を一望できる。

何ともいい眺め〜。

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『山門』を過ぎれば、お宮の境内。

景色も見えなくなり、
店もなくなり、
にわかに深淵とする。

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緑の中を、
淡々と段を登る。

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『書院』には、円山応挙が絵を描いた襖が
ずらりと並んでいるらしい。

が、時間の都合もあり、この日は断念。

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『賢木門』を過ぎると、
道は、森の中を歩くような暗さになる。
『闇峠』というらしい。

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『手水舎』まで来れば、もう一息。

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この段を登れば、『本宮』である。

段数にして785段。
「丸亀城」のついでだったはずが、
「丸亀城」よりはるかにきつかった(笑)。

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階段の両脇の手すりは、
参拝者が寄贈したもの。

文化8年は、西暦1811年。
今から200年以上も昔のものである。

長い年月の間、多くの人々を惹きつける、
特別な場所なのだ。

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『本宮』は国の重要文化財。

令和6(2024)年指定と最近の話だが、
檜皮屋根が印象的な、
堂々とした建築である。

屋根は33年に一度葺き替えるのだとか。
拝殿の天井には、
輪島塗の蒔絵で装飾があったりと、
贅を凝らしている。

提灯に入った○に金の文字が、
目に鮮やか。

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『本宮』横の『高台』からは、
讃岐平野が一望できる。

広々とした気分になるスペースだ。
こんなに高く上ってきたんだね。

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凛とそびえる御神木。

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下りは、別ルートから。

下りきると、『旭堂』の横に出てくる。

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この『旭堂』も国の重要文化財。

江戸時代から庶民の憧れだった「こんぴらさん参り」は、
建造物にも、その歴史を残していた。

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たくさんある階段も、
下るだけと思えば、
気持ちは軽い。

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下り道に、
ちょっと雰囲気の違う
お土産屋さんを発見。

Tシャツは、この店のオリジナルらしく、
この店にしか売ってないものばかり。

思わず、買い込んでしまった。

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