それは、徳島の秘境「祖谷のかずら橋」近くで
1か月過ごした日々のお話。
この日は、休日。
天気は、晴れ。
となれば、少し遠出してみようではないか。
目的地は「塩塚高原」。
徳島県と愛媛県の県境にあるという。
祖谷・大歩危の観光MAPに載っていて、
どんなところか、気になっていた。
←わたしを応援してくださって、ありがとう。
祖谷からは、1時間半以上の道のりである。
国道32号線を途中で曲がって山道に入る。
その先に、さらに分岐があり、
そこからは簡易舗装となる。
ところどころ荒れた道を
1時間程登った。
ときどき、民家に出くわすのも、
そこに、人が住む気配があることにも驚く。
かくして「塩塚高原展望台」横の
駐車場に到着。
山の斜面に草原が広がっているのが「塩塚高原」。
何だか、阿蘇に似た風景と思ったら、
この場所でも野焼きを行って、
森になるのを防いでいるらしい。
高原一帯は、
屋根の茅の材料となるすすきの成育地として、
周辺の住民が、
共同管理しているようだ。
おかげで、こんなに美しい
高原地帯となっている。
一つの斜面には、
びっしりとわらびが育っていた。
黄緑色に伸びているのがそれである。
もう1カ月早く訪れたなら、
若芽が採り放題だったことだろう。
少しぐらい採っても
(例えばレジ袋2つ分ぐらい)
まったく影響がないほどのびっしり具合で、
これにもまた驚いた。
高原には、登山道らしき道があり、
少し先の高台まで続いているようだ。
少し先?
本当か?
とりあえず、歩いて確かめてみよう。
登ったり、下ったりを繰り返し、
歩くこと20分。
たどり着いたのは、
「塩塚山1043メートル」の木の道標。
四国百名山の一つらしい。
見晴らしは360度あって、とてもよい。
吹く風もさわやかで、
意味もなく30分ほど、
ぼんやりと景色を眺めていた。
時を忘れる空間だった。
天気の良い日には、
瀬戸内海まで見渡せるらしい。
振り返れば、
車を停めた近くにある「展望台」が、
小さく見える。
この「展望台」からの眺めだって、
なかなかよい。
東西南北に案内板があって、
親切だったからね。
そして、意外と遠くまで見通せることに
また驚く。
訪れてよかった。
素敵な場所であった。
国道から「塩塚高原」へと上下する
片道1時間の道のりには、
ほかにも、さまざまな見どころがあった。
例えば、「小歩危展望台」。
高原へと向かう道を脇にそれて
5分ほど登ったところにある。
鉄骨を組んで、
わりと新しく作られた展望台のようだ。
スマホ台が置かれていて、自撮りも楽しめる。
祖谷への入り口にある大歩危峡よりも、
少し吉野川を下ったところにあるのが小歩危峡。
「大歩危小歩危」と総称されることも多いようだ。
「おおぼけこぼけ」だなんてかわいい響きだが、
歩くには危ない、険しい場所なのである。
それでも、小歩危は、
大歩危に比べれば若干ゆるやかな感じ。
その風景が、この展望台から一望できる。
さらに、車で登ったところにあるのが、「とびの巣渓谷」。
流れの途中に大きな段差。
こんな段差、どうしてできたのだろうね。
ざあざあと音を立てる川の流れが、
絶え間なく、美しい。
下り道で目についた茶並木。
道路の縁に、帯状に、
茶の木が植えらえれていた。
その長さは、100mほど?
これだけ細長ければ、
小さなスペースでも、
収穫が見込めるのだろう。
茶の木は、
こんな風にときどき各所で見られた。
自家消費分の栽培なのかもしれないが、
徳島の山奥らしい
栽培の仕方だと思った。
これもまた、下りのスポット。
上りとは別のルートをたどってみた。
「半田岩」は、
奇岩と大断崖が係留に沿って続く、
神秘的な景観の地。
たたずむ水車が、
風情のある風景。
大きな岩が、存在感大きな渓谷。
かつて、戦国武将長宗我部氏の軍勢が
この場所を、食事をとる際に使った。
それ以来「飯台岩(はんだいいわ)」と呼ばれていたが、
やがて「半田岩」に変化したのだとか。
土佐の武将長宗我部元親は、
四国の平定を目指して、
阿波へと攻め込んだ。
この場所は、その通り道にあたるようだ。
天正5(1577)年。
今から、450年ほども前のお話。
こんな山中の美しい場所も、
歴史の1ページを刻んでいるのだ。
1か月過ごした日々のお話。
この日は、休日。
天気は、晴れ。
となれば、少し遠出してみようではないか。
目的地は「塩塚高原」。
徳島県と愛媛県の県境にあるという。
祖谷・大歩危の観光MAPに載っていて、
どんなところか、気になっていた。
←わたしを応援してくださって、ありがとう。
祖谷からは、1時間半以上の道のりである。
国道32号線を途中で曲がって山道に入る。
その先に、さらに分岐があり、
そこからは簡易舗装となる。
ところどころ荒れた道を
1時間程登った。
ときどき、民家に出くわすのも、
そこに、人が住む気配があることにも驚く。
かくして「塩塚高原展望台」横の
駐車場に到着。
山の斜面に草原が広がっているのが「塩塚高原」。
何だか、阿蘇に似た風景と思ったら、
この場所でも野焼きを行って、
森になるのを防いでいるらしい。
高原一帯は、
屋根の茅の材料となるすすきの成育地として、
周辺の住民が、
共同管理しているようだ。
おかげで、こんなに美しい
高原地帯となっている。
一つの斜面には、
びっしりとわらびが育っていた。
黄緑色に伸びているのがそれである。
もう1カ月早く訪れたなら、
若芽が採り放題だったことだろう。
少しぐらい採っても
(例えばレジ袋2つ分ぐらい)
まったく影響がないほどのびっしり具合で、
これにもまた驚いた。
高原には、登山道らしき道があり、
少し先の高台まで続いているようだ。
少し先?
本当か?
とりあえず、歩いて確かめてみよう。
登ったり、下ったりを繰り返し、
歩くこと20分。
たどり着いたのは、
「塩塚山1043メートル」の木の道標。
四国百名山の一つらしい。
見晴らしは360度あって、とてもよい。
吹く風もさわやかで、
意味もなく30分ほど、
ぼんやりと景色を眺めていた。
時を忘れる空間だった。
天気の良い日には、
瀬戸内海まで見渡せるらしい。
振り返れば、
車を停めた近くにある「展望台」が、
小さく見える。
この「展望台」からの眺めだって、
なかなかよい。
東西南北に案内板があって、
親切だったからね。
そして、意外と遠くまで見通せることに
また驚く。
訪れてよかった。
素敵な場所であった。
国道から「塩塚高原」へと上下する
片道1時間の道のりには、
ほかにも、さまざまな見どころがあった。
例えば、「小歩危展望台」。
高原へと向かう道を脇にそれて
5分ほど登ったところにある。
鉄骨を組んで、
わりと新しく作られた展望台のようだ。
スマホ台が置かれていて、自撮りも楽しめる。
祖谷への入り口にある大歩危峡よりも、
少し吉野川を下ったところにあるのが小歩危峡。
「大歩危小歩危」と総称されることも多いようだ。
「おおぼけこぼけ」だなんてかわいい響きだが、
歩くには危ない、険しい場所なのである。
それでも、小歩危は、
大歩危に比べれば若干ゆるやかな感じ。
その風景が、この展望台から一望できる。
さらに、車で登ったところにあるのが、「とびの巣渓谷」。
流れの途中に大きな段差。
こんな段差、どうしてできたのだろうね。
ざあざあと音を立てる川の流れが、
絶え間なく、美しい。
下り道で目についた茶並木。
道路の縁に、帯状に、
茶の木が植えらえれていた。
その長さは、100mほど?
これだけ細長ければ、
小さなスペースでも、
収穫が見込めるのだろう。
茶の木は、
こんな風にときどき各所で見られた。
自家消費分の栽培なのかもしれないが、
徳島の山奥らしい
栽培の仕方だと思った。
これもまた、下りのスポット。
上りとは別のルートをたどってみた。
「半田岩」は、
奇岩と大断崖が係留に沿って続く、
神秘的な景観の地。
たたずむ水車が、
風情のある風景。
大きな岩が、存在感大きな渓谷。
かつて、戦国武将長宗我部氏の軍勢が
この場所を、食事をとる際に使った。
それ以来「飯台岩(はんだいいわ)」と呼ばれていたが、
やがて「半田岩」に変化したのだとか。
土佐の武将長宗我部元親は、
四国の平定を目指して、
阿波へと攻め込んだ。
この場所は、その通り道にあたるようだ。
天正5(1577)年。
今から、450年ほども前のお話。
こんな山中の美しい場所も、
歴史の1ページを刻んでいるのだ。
























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