それは、働きながら阿蘇に滞在していた日々のお話。

この日は、「南阿蘇鉄道」の1日乗車券を使って、
南阿蘇村、高森町の界隈を散策してみた。


白川水源駅−白川水源−白川水源駅前
−阿蘇白川駅前−明神池名水公園と散策した後、
阿蘇白川駅に戻って、次の目的地に向かう。

駅に降りる道の角に、カフェがあった。
これは、一休みしなさいということだろう。

「ギャラリー・カフェ 杜」
この日は、地元写真家の写真展をやっていた。

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コーヒーは、雑味がなくほどよい苦みの一杯。
雑味がない、と感じるのは、
この界隈の美しき水のせいだろうか。

ガラスポットにもう一杯分入っていて、
二杯分あったが、さらっと飲んでしまった。
冷めても美味しいコーヒーだった。

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マスターとママのふたりで営む。
二人は、千葉からのUターンなのだとか。
故郷に戻って、第二の人生をカフェに捧げている。
そんな生き方も、素敵だよね。

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南阿蘇水源巡りを終えたわたしは、
高森駅に戻って、街中でランチすることにした。

事前に入手した観光マップによれば、
うまいラーメンがあるらしい。

訪れたのは駅近くの「王来軒」
まずは、『餃子』『アサヒスーパードライ』だろう。

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『餃子』(450円)は、8個も入っていた。
ニンニクの香り強めの逸品。
この店に入ってよかったと思う。

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『ラーメン』は、豚骨だがさらっとしていて、
味ににごりがない。
軽さだけなら「南京千両」のような味わいだった。

具はチャーシュー、きくらげ、のり、ねぎにフライドガーリック。
チャーシューの下には、ゆで玉子4分の1個も隠れていた。
それぞれを、麺に絡めて食べるのがよい感じ。

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汁を全部飲みたいほどだったが、
健康を考えて、泣く泣くやめた

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どれもが気になる素敵なメニュー。
「やきめし」「焼きちゃんぽん」あたりは、
味わってみたかったところだね。

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ランチの後は、高森町の市街地を歩いてみた。
ふと目に入ったのこのお店。
というか、店なのか。

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看板には「食料品店 たみや」とある。
吸い込まれるように入った店内の風景がこちら。

昭和時代にあった食料品店が、
そのままタイムスリップしてきたような印象。
いやはや、何とも素晴らしい。

自分が子供だった頃には、
こんな風に雑然と店があった(ここまでではないが)。

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雑然として見えるが、
お客さんもお店の大将も、
どこに何が置いてあるか知っている。
そんな感じのお店だった。

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置いてある品物も、ちょっと独特だったり。
たくわんは、似た値段で違った種類を置いているというのがにくい。
はちみつは、ボトルの大小だけで同じ種類。
そして、ヤキ米、って何だ?

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デコポンがネット一杯に入って580円。
超安〜。

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缶詰は、王道のツナ缶とサバ缶。
これだけあれば、よしとする、という感じだ。

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どれを買っても安い。
ちょっとおまけしてくれる感じも昔ながら。
ポスシステムで管理する現代スーパーマーケットとは一線を画す、
タイムマシンから飛び出してきたようなお店だった。


かくして、『デコポン』をゲット。

とはいえ『デコポン』とは『不知火』という品種から、
糖度が高く酸度の低いものを選んでいう。
ここに並んでいるのは、デコポンになりそびれた、
何なら、商品にもなりそびれたものを、
袋詰めにしたものと思われる。

それでも、十分に甘く、香り豊かな『不知火』だった。
それが30個余りも入って580円。

お店の大将は、
「昨日までは780円で売ってたんだよね。」
と言っていた。
それでも、メチャ安だけどね。

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高森町には、阿蘇カルデラ唯一の酒蔵がある。
阿蘇の酒『れいざん』を造る「山村酒造」は、創業260年。
歴史ある酒蔵だ。

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酒蔵ならでは風情を感じさせる杉玉。
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店内には、この酒蔵で造られている
すべての酒が購入できる。

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敷地内には、休憩スペースがあり、
歴代総理大臣から贈られた色紙が展示されていた。
色紙の文字は「国酒」

最初に色紙を寄せたのは、
熊本出身の総理大臣細川護熙氏のようだ。
もちろん、現職、高市総理大臣の色紙もあった。

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この日、購入したのは『れいざん蔵出原酒』
酒蔵でしか売ってない一品だ。

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口当たりは、きりっとしていて
それでいて、後からフルーティ。

上越の酒に似たような、
さらっとすっきりした味わいだった。

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