それは、庄川にある鮎料理の専門店「鮎の庄」に、子持ち鮎を食べに行った日のお話。せっかくここまで来たんだから、どこか寄り道していこうという話になって、目指したのがこちら。今や、富山を代表する名産品になってる、錫(すず)を使ったスタイリッシュなテーブルウエアを作る鋳物メーカー「能作」だよ。

 戸出にある本社にはファクトリーストアが併設されてる、っていうから行ってみたんだ。建物も素敵で、お客さんの受け入れ態勢は万全です、って感じ。中に入ると、広いホールの壁面には、製品の金型がずらりとディスプレイしてあったよ。

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 これだけ並んでいれば、見事の一言。

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 能作は、食器だけでなく、アクセサリーとか花瓶のようなハウスウエアとか、最近は、多様な商品を展開しているんだ。

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 高岡のメーカーだけあって、ドラえもんに関連した商品もプロデュースしてたよ。

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 『アンキパンの皿』だなんて、これにパンをのせて食べれば、記憶力がよくなる気がするではないか(笑)。

 錫という金属は柔らかくて、引っ張ったり曲げたりできる性質があるんだって。だから、ぐい飲みとか湯のみとかは、自分の握る手の形にあわせて変形させることができるんだ。酒や水に含まれる酸味を和らげてまろやかにする特性もあるというから、おもしろいよね。

 以前に富山駅近くのそばの名店「田村」で日本酒を頼んだ時に、能作の徳利とおちょこででてきたことがあったんだ。実際、辛口の清酒『立山』がとてもまろやかに感じたからね。

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 ファクトリーストアはかなり広くて、奥には、能作製の食器を使ったカフェもあるし、すず製品を作る体験コーナーもあったりするよ。インバウンドな人々が、興味津々で体験してた様子も見えたりしてね。

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 真鍮でできた風鈴は、とても涼やかな音がしていたよ。熊鈴なんかもあって、高くてよく通る美しい音を発するから、昨今の状況からするに、熊の出る地域に住んでいる人には必需品かも。

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 錫で作ったカップで水を飲めるサービスをしていたよ。このカップがなかなかの重量。

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 これを使うだけで、ありがたみを感じてしまったな。そして、これだけ錫のカップが並んでるのも壮観だったよ。

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 ホールには、大きな日本地図。

 端には、富山県型の床面スクリーンに富山の観光情報を提示してたり、県内の主な観光地や飲食店を紹介した能作製のカードが壁一面に並べられてたりして、富山を訪れた人に、様々な情報を提供しているのもすごいと思ったな。

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 とても戦略的に、それも、自社だけでなく富山県全体をプロデュースしようとしているところが素晴らしいメーカーだと思ったよ。

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