坪内逍遥といえば、日本文学の近代化に足跡を残した明治時代の文豪、代表作は評論「小説神髄」、というのが、高校時代に学んだ日本の文学史に登場した時の人物像。実際に読んだことはないけれど、現代日本人の多くが一度は耳にする名前だよね。今の高校の文学史にも登場してくるのかな?

 その坪内逍遥は、晩年、熱海で自分が設計したお屋敷で暮らしていて、没後もこの地で葬られたのだとか。その坪内逍遥先生のお家「双柿舎」近くの「海蔵寺」には、先生のお墓があるというから、立ち寄ってみたんだ。「双柿舎」は土日のみ公開とかで、平日のこの日には、お家の方は見ることがかなわなかったんだよね。残念。

 そしてこちらが、逍遥先生のお墓。

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 「海蔵寺」自体が、坂の途中の高台にあるんだけど、逍遥の墓は、さらに坂の上の見晴らしの良いところに置かれていたんだ。

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 ここが寺院の庭園にある墓所への登り口。右上奥が墓所になっていたよ。

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 「海蔵寺」は臨済宗のお寺。逍遥先生の墓も立派だったけど、お寺もまたなかなか立派だったんだよね。

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 構えは堂々としていて、手入れが行き届いているね。

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 庭園も素敵だったし、藤棚まであったりして、坪内逍遥の菩提寺にとてもふさわしい雰囲気だったよ。

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 別に、坪内逍遥には何の思い入れもなかったけど、こうして、墓所を訪れてみると、何となく親近感が湧いてきて、菩提を弔った気持ちになれるのが不思議だよね。


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