伊豆大島の名所「波浮港」は、港横の港町は小さいんだけど、その横から、崖の上の方まで、階段状に街並みが続いているんだ。

 階段を登りきったところには石畳。

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 ふと上を見上げると「踊子の里 旧甚の丸邸」の文字。なにやら、旧跡っぽい建物があったから、入ってみたよ。 

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 「旧甚の丸邸」は明治の建築。立派な造りが、当時の隆盛を物語る建物なんだ。

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 南方の植物が、大きく育った庭を通り抜けて、たてものにいたるのだ。

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 中は、当時のお屋敷がそのまま残っていて、自由に入ることができるんだ。

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 長く続く廊下も昔造り。

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 床の埃っぽい古さから察するに、昭和の頃に保存を決めたあとは、そのままで維持されてるんだろうね。

 かつて、この場所に踊り子を呼んで、宴席を設けたんだとか。川端康成の名作『伊豆の踊子』に登場する踊り子は伊豆大島の出身。伊豆半島に渡る、旅芸人のような踊り子もいたけど、島で網元や商家に呼ばれて芸を見せる踊り子もいたんだね。

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 もうちょっと手を入れて管理すればいいのに、と思う一方で、よくぞこの状態で維持できているものだと感心したりもするのだ。

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 広々とした土間も当時のまま。

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 屋根裏では蚕が飼われていたみたい。

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