常願寺川沿いを大川寺の方に登っていくと、道は、やがて、常願寺川と並行して流れている用水のほとりを走るようになるんだ。その途中にあるのがこの場所。

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88_31←ここへ行けば富山にくわしくなれるよね

 線の間の川底に見えるのは、今から400年ほど昔に造られた堤防の上の面なんだ。当時、富山を治めていた織田信長の家臣、佐々成政が築いた常願寺川の堤防だから、「佐々堤」と呼ばれているよ。この用水を掘ったときに、埋まっていた佐々堤が発見されたってことだろうね。

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 この界隈の松林は、「殿様林」と呼ばれているんだ。この林も、常願寺川の洪水を避けるのを目的に、江戸時代に前田藩が植えさせたもの。前田のお殿様が植えさせた林だから、殿様林なんだね。

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 この辺りから見る立山は、電線とかがないから、見事な見晴らしなんだ。いやぁ、雄大だねぇ。

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 佐々堤は、並行に何本も長い堤防を築く、霞堤(かすみてい)という造りだったといわれているよ。この界隈の地面の下には、それら堤防が埋まってるってことだよね。400年前の人々は、いったいどんな思いでその堤防を築いたのかと思うと、なんだかジーンとしてしまうのだ。

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 「佐々堤」からさらに少し上ると、用水は木立に包まれるよ。この辺りの景色も、今の新緑の時期には心地よいよね。

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 とうとうと流れて、気持ちの良い流れなのだ。

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