それは、北陸新幹線に乗って敦賀まで行った日のお話。ランチタイムには、敦賀グルメをいただきたいよね。福井といえばソースカツ丼、というのが、ボクの常識なんだけど、この敦賀にも、ソースカツ丼の名店があるんだ。お店の名前は「敦賀ヨーロッパ軒本店」。

 「ヨーロッパ軒」は福井にもあるけど、この「敦賀ヨーロッパ軒」は、また別系統のお店みたいだよ。「餃子の王将」と「大阪王将」みたいなもの?どうやら、福井の「ヨーロッパ軒総本店」から最初にのれん分けしたのが「敦賀ヨーロッパ軒」で、そこからさらにのれん分けして敦賀市内にチェーン展開したみたいだね。

 この日のボクのチョイスは、カツと一緒にメンチカツ、海老フライをのせた「デラックス丼」。めったに来れるところではないから、いろんな味を試してみたいではないか。かくして登場したのがこちら。サラダ、みそ汁付きのセットにしたよ。

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88_31←ここへ行けば富山にくわしくなれるよね

 お茶がやかんに入ってどんと置いてあるのが、昔気質な感じでいいよねぇ。

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 「スペシャル丼」は、漆塗りの器で登場。

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 おお、カツがふたからはみ出してる〜。

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 こんな素敵な丼は、ビールと一緒にいただくしかないではないか。生ビールもあったけど、ここは、『キリン一番搾り』の中瓶でしょ。

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 カツもメンチカツもエビも、どれも、甘さを感じる、それでいて辛みもあるウスターソースにひたってのせてあるんだ。ソースがご飯にもしみ出していて、カツの旨味も一緒に混じり合ってるから、ご飯だけも美味しくいただけるんだよね。

 予備知識なくこの店を訪れたと思われる関西人のお客さんなんかは、「タマゴないやん」とか「ソースにひたってるだけ?」とかつぶやいていたけど、これこそが、福井のソースカツ丼なんだ。そして、食べ始めたら止まらない、圧倒的な美味しさ。

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 衣がしっかりカツや海老に張り付いていて、隙間なく揚がっているのも素晴らしい。こんなカツは、このヨーロッパ軒でしか味わえないよね。

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 お店は、おそらく昭和時代からあると思われる、とってもレトロなつくりなんだ。

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 ショーケースには、この店を訪れた有名人の皆さんのサインが飾ってあったよ。片桐はいり、ニッチェといった名前が並んでいたな。

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 客席は2階にあるんだ。1階の入口を入ったすぐのところには、今は使われなくなってるだろう案内カウンターがあって、奥にはたくさんの賞状が飾ってあったな。こういうところにも、レトロさを感じるよね。

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 階段の横部分に貼ってある、2F○○といった表示がまたレトロ〜。昭和40〜50年代のレストランビルには、こういう表示があったよな、っていうイメージ。

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 開業したときには、『味のお城』と呼ばれてたんだね。結婚披露宴会場なんかもあったりして、なんかタイムマシンから抜け出てきたようなレトロさを感じたのだった。

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 こののれんを見るだけでワクワクしてしまったよ。

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 そして、建物がまた立派なのだ。『味のお城』にふさわしい「敦賀ヨーロッパ軒本店」だったよ。

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