この夜は、富山駅前と新富町の中間にある洋風居酒屋「伊酒屋アット」で、ワインの夜を過ごしたよ。この店に来るのは、実に久しぶり。

 1本目は『サンタ・クリスティーナ・キャンティ・スペリオーレ』。トスカーナの中心に位置するキャンティ地区で育ったサンジョヴェーゼとメルロをブレンドした赤ワインだよ。とってもイタリアワイン的な程よいタンニンが効いていて、それでいて口あたりの柔らかい、極上のワインなんだ。

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88_31←ここへ行けば富山にくわしくなれるよね

 そんなワインに合わせるアンティパストは、『生ハム』『チーズ』『燻製魚の昆布締め』の3種。チーズは、さらに『クリーム』『スモーク』『ブルー』『ホワイト』の4種も入っていたんだ。どれもがキャンティの味を引き立て、キャンティに味を引き立てられる、素晴らしきアンティパストだったよ。 

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 こちらは、『マグロのブルスケッタ』といわれたような・・・。料理名はともあれ、味が絶品だったのは確かな記憶。魚料理でありながら、かなりフルボディな赤ワインに負けない、しっかりした味わいが素晴らしき逸品だったよ。

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 あっという間に1本目は空き、2本目にはチリのワイン『エラスリス ”エステート” カベルネソーヴィニヨン』。果実のような華やかな香りと酸味のあとに、きめ細やかなタンニンを感じる素敵な味わい。


 ワインといえば、まずはフランスといったイメージがあるけど、1860年代にはぶどうの木がフィロキセラという害虫の被害を受け、ほぼ壊滅状態に至ったことがあるんだ。今のフランスのぶどうの木は、アメリカから移植したぶどうを台木に、ヨーロッパのぶどうを接木したものなんだって。

 チリのワインの多くは、フランスから移植したブドウの木で造られてるんだけど、フィロキセラという害虫の被害を受けてないんだとか。だから、チリワインの味は、元祖フランスワインの味といっても言い過ぎではないよね。


 そして、この『エラスリス』は、1870年創業、150年以上の歴史を誇る名門ドメーヌ。「世界で最も優れたカベルネを生み出す」という 、“カベルネの聖地”アコンカグアヴァレイをほぼ独占所有するという、チリでも有数のドメーヌが造る『カベルネソーヴィニヨン』なんだから、そりゃうまいに決まってるでしょ。

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 そんな素敵なワインと一緒にいただくのは、4種のチーズをたっぷりのせた『ピッツァクアトロファルマッジ』。サクッとしたローマ風のクリスピーな生地もうれしいね。濃厚なチーズがワインにぴったりなのだ。

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 もう一品は『ピッツァマルゲリータ』。トマトソースの酸味とスイートバジルの香りがチーズを引き立てるピザの王道は、これまたワインにぴったり合うのだった。

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 かくしてこの日は、もう1本ボトルを空けたのだけれど、すっかり出来上がっていて、写真を撮るのも忘れてしまうほど。ご機嫌な夜を過ごしたのだった。

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 後日の昼間、お店の前を通ったときに写した写真。お店は、手羽先唐揚専門店、居酒屋「一番鳥」の2階にあるよ。