ただいま絶賛大ヒット中の映画「ミステリと言う勿れ」、「J-MAXシアターとやま」で、ボクも見てきたよ。

 別にはやりだから見に行ったわけではなくて、あんまりドラマなんて見ないボクが、テレビシリーズもほとんど見てたし、それが映画になるとなれば、ついつい見に行きたくなるほどに入れ込んでいたんだよね。

 映画版には、柴咲コウさん、町田啓太さん、萩原利久さん、松下洸平さんといったそうそうたる面々が出ていて、彼らの存在だけで面白い映画になるのは、当然という感じ。そして、実際にそれぞれのキャラが、いい味わいで役を表現していて、引き込まれること請け合いなのだ。

 そうそうたる顔ぶれだけ集めて、その顔ぶれが生かされていない映画もままある中で、この映画は、その顔ぶれがとてもうまい具合に引き立てあっていて、素敵な一作になっていたよ。

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88_31←ここへ行けば富山にくわしくなれるよね

 もちろん、この作品が面白いのは、菅田将暉さんが主役の久能整(くのう ととのう)を、実に朴訥とした感じで演じているから。もっとクールにもできただろうところを、ちょっと引きこもり気味で、今回の事件にもなぜだか巻き込まれてしまうキャラにしているところが、この作品を面白くしているよね。

 そして語録にしたくなるような、独特の、それでいて実に納得できる論を展開するところが、たまらない魅力なのだ。


 本作がおそらく初めての本格的な映画出演となる原菜乃香さんもまたいい感じだったよ。あの丸亀製麺のシェイクうどんのCMをやってる女の子。今は20歳ということだけど、久能整くんを物語に引き込む高校生、狩集汐路(かりあつまり しおじ)役を、実にリアルに演じていたのだ。

 アニメ「すずめの戸締り」の主役の声をオーディションでつかんだ後、実写でもヒロインに抜擢された彼女。ブレークまであとわずかといった感じで、これから目立つ形での出演作が増えていくことだろうね。 

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 というわけで、大ヒットも納得の1本。テレビを見てなくても、楽しめると思うよ。いやはや、全くもって素晴らしい。