この日は同僚のSさんと、Sさんのテリトリー、高岡で飲んでみたんだ。高岡で飲むならここでしょ、といって連れられたのが、桐木町にある「炉ばた焼き 陣太鼓」。ミシュランにも載ったことのある、老舗の炉端焼き屋さんだよ。

 まずは、生ビールでのどを潤すのだ。何しろ高岡駅の改札前で待ち合わせて、ここまで歩いてきたからね。って、5分程度の道のりなんだけど

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88_31←富山のいろいろを知りたい人は、ここを見てね〜

 この日のおすすめに『ガメエビ』があったから頼んでみたよ。

 石川では『ガスエビ』と通称されるこのエビは、昔は、色が悪く甘エビよりも見た目がよくないことから、カスエビと呼ばれていて、それがなまって『ガスエビ』と呼ばれるようになったのだとか。甘エビよりも味がよくて、それでいて収穫量が少なく足も速いから、今では高級エビとして珍重されているんだって。

 ボクがこの『ガメエビ』と初めて出会ったのは、氷見の民宿で。料理に造りの盛り合わせが出たんだけど、まぁ、ありきたりの魚が並んでるだけだったんだ。せっかくだからといって、宿の人に氷見特有の魚だけで盛り合せを、と頼んでみたら、大皿に、見たことのないのがずらりと並んだ見事な盛り合わせが登場。その中ほどに、でんと並んでいたのが、甘エビよりも一回り大きな『ガメエビ』だったんだ。

 氷見でしか採れなくて、揚がっても氷見だけで食べられてしまうレアな海老だと聞いて、一尾食べると、これまた素晴らしい味に感嘆したことを、今でもよく覚えてるよ。

 この日の『ガスエビ』も、確かに甘エビよりも美味。1尾でも、食べたなぁ、って気持ちになれる、存在感たっぷりの一品だったんだ。

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 続いて、この店の看板メニューの一つ、『すり身揚げ』だよ。白身の魚を丸く揚げたすり身は、ふんわりとしていて魚の旨味が凝縮した、素晴らしき一品。

 この間、NHKの朝のバラエティ「あさイチ」で富山特集をやってたのを、さらに富山のローカル番組「UPっぷ富山 きとラボ」で放映してたのをたまたま見たんだけど、その中で、富山で人気の食材『すり身』を使った居酒屋メニューとして映ったのが、この店の『すり身揚げ』だったんだ。

 確かに、富山のすり身揚げを代表する一品として選ぶにふさわしい逸品だったよ。

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 続いて登場したのは、これまた、この店の看板メニューの一つ『ととまる』。すり身と山芋を合わせて、お好み焼き風に焼いた一品なんだ。ソースとかつおぶしをかければ、ほぼお好み焼きなんだけど、すり身の魚風味や山芋の食感もあって、相当の美味だったのだ。

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 生ビールはあっという間に空いて、2杯目に。富山の地酒をラインナップした利き酒セットがあったから、頼んでみたよ。

 『立山』『勝駒』『満寿泉』と今の富山を代表する銘柄がグラスに入って登場したよ。下に敷いた紙に、お酒の名前が書いてあるから、わかりやすい。でも思ってたほど味の違いは、感じられなかったんだ。ボクって意外とバカ舌だったのね(笑)。

 どの一杯も、スッキリした呑み口が料理にはぴったりで、富山の酒のクオリティの高さを実感するばかりだったよ。

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 この日のオススメは、こんな感じ。その日の一番いいところを提供してくれるんだね。

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 高岡には素敵なお店がまだまだありそうな予感で一杯になった夜だったよ。

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