2022年もそろそろ終わりを迎えようとしているね。テレビの番組は、軒並み「今日が今年最後の放送です」って言ってるし。

 ボクのブログも、ずいぶん長い間書いてきて、その間、とてもたくさんのお店を訪れてみたよ。この辺りで、ボクの好きな富山のラーメン店をあげておこうと思ったんだ。もちろん、単なるボクの好み


 富山のラーメンといえば、「富山ブラック」の名で知られるようになった、真っ黒い醤油スープのラーメンだよね。ボクの一番のお好みは上富居にある「万里」の『チャーシューメン』。元祖の「大喜」が、『小』でもチャーシュー大盛なことを考えると、ここはやはりチャーシューメンでないと。

 脂がとろけてバラバラになる手のひらほどの大きさの巨大チャーシューがウリのこのお店。無化調のスープは、色の割にはあっさりした感じだよね。緬はかなり太目でつるっとした歯ごたえで、これまたとっても個性的な唯一無二の麺なんだ。

DSC_8074

88_31←富山のいろいろを知りたい人は、ここを見てね〜

 次点には、小杉にある「めん八」の『チャーシューメン』をあげておこう。この店の『チャーシューメン』も、ほじってもほじってもチャーシューが出てくる絶品。

DSC04167

 とんこつラーメンにも、名店がいくつもあるけど、ボクのお好みは「南京千両元町店」。老舗の昔ながらの味には魅かれるよね。

 この店で頼むなら、満艦飾の『焼豚ワンタンメン』。しばしの待ち時間の後に、白醤油のさらっとしたとんこつスープに包まれた絶品ラーメンが登場するよ。

 丼をおおいつくさんばかりのチャーシューに、口元がほっこりゆるんでしまうよね。肉の部分が多いけど、口に入れれば、バラバラとほどけていく、今様のチャーシューが素晴らしい。

 そして、肉も入っていて、それもまたうれしいワンタン。柔らかく煮込まれてつるんとした食感も幸せなワンタン。これが南京千両のワンタンでございますと主張するワンタン。この店では、チャーシューがなくともワンタン入れなければならないと思うんだ。

202206_134301

 とんこつの次点には、婦中町西本郷の「楓」の『とんしおらーめん』をあげておこう。この店のスープは、醤油、みそ、とんしおの3種から選べるんだ。塩ラーメンを前面に出せるお店、っていうのは、スープに自信のある店だとボクは思ってるけど、この店も間違いなくスープが絶品のお店。何しろ、最後の一滴まで飲み干してしまえるからね。

202204_134313

 昔ながらの醤油ラーメンにも、素晴らしき逸品が目白押し。中でも、ボクのお好みなのは、大泉にある「富公」の『チャーシュー麺(並)』。

 すっきりした豚骨と野菜のスープは、昔ながらの澄んだ味わい。そこに、少しのメンマとたっぷりのねぎとチャーシューをのせただけの、極めてシンプルなチャーシュー麺なんだ。肉々しいチャーシューも麺をおおいつくさんばかりに入っていて、しっかり満足させてくれるよ。お値段リーズナブルなのもうれしいところ。

DSC_6889

 次点は、梅沢町の老舗食堂「塩苅食堂」だね。この店の売りは、何といっても自家製麺。チリチリと縮れているところとか、スッとまっすぐなところとか、いろいろ入り乱れて、それでいて味は一貫している絶品。この麺の舌触りは、この世にこの店だけの唯一無二なんだ。薄味のスープは、一口目から旨味たっぷりだけど、最後まで、塩辛くなりすぎないほどよさ。

 この店のもう一つの看板メニューが『焼豚入りおにぎり』。刻んだチャーシューをご飯に混ぜ込んで握ったおにぎりを、大判の焼きのりでくるんであるんだ。ご飯にしみたチャーシューのたれがこれまた絶品で、2個でも3個でも食べたくなるよ。

DSC_3065

 次は、味噌ラーメン。ボク的には、味噌ラーメンスープの新しい境地を教えてくれた「エアストリーム」に軍配を上げたいところ。

 すり下ろしたような味噌がとてもクリーミーなスープは、富山に昔からある味噌ラーメンとは、全くちがった個性なんだ。これを初めて食べたときには、こんな味噌ラーメンもあるんだ、って驚くばかりだったよ。トッピングには、鶏挽肉ともやしとチャーシュー。糸状の鷹の爪がピリ辛っとして、スープにアクセントを与えてくれるんだ。

DSC_0912

 もつ好きのボクとしては、もつ味噌ラーメンの名店も一つ。本郷町にある「鼓」の『もつ味噌ラーメン』は、数あるもつラーメンの中でも、マイフェイバリット。このお店では、もつラーメンのスープは、醤油でも塩でも選べるけど、ボク的には、やっぱ味噌でしょ、って思ったんだ。

 もつは、一人前だけ別鍋で温めたのをのせてくれるんだけど、これが柔らかくて激うまの絶品もつだったんだよね。もう、これだけで『100点満点』って叫びたくなるほど。

DSC_5869

 最後に、もう食べられない、思い出となった一杯。それは、今年の秋に閉店した老舗のラーメン店「山容」の『みそチャーシューメン』だよ。

 チャーシューは、厚みはあるけど身離れもよくて柔らかい絶品だったんだ。このチャーシューを食べたくて、この店を訪れた人もいたに違いない。

 そしてこの店でみそラーメンを選ぶのは、みそはみそでも唯一無二のラーメンだから。この店のみそラーメンは、赤味噌で作った甘めのスープ。みそには炒めたひき肉も入っていて、れんげでそれを一緒にすくいながら、スープをすするのがいい感じだったんだよね。他店のみそラーメンとは一線を画す、とっても個性的なスープなんだ。

 この味をもう味わえないのはなんとも残念だけど、お店のお父さんもお母さんも、これまでたくさんの幸せをボクらに振りまいてくれて、ホントにありがと。

DSC_6522

 今回は、長い年月の中で、今のボクを作ってくれたラーメン店を集めてみたんだ。この記事に出てないお店にもけっこう行ってるし、最近できた店にも素敵なお店がたくさんあるから、いつかまた同じ企画をしたら、お店は入れ替わってるかもしれないね。みんなには、自分もここに行く、っていうお店はあったかな。