ある土曜日。この日は、高岡の街を散歩しようと思ったんだ。とても爽やかな天気の日だったからね。

 ホントは、旅をしたい気分で一杯なんだけど、世の中第7波が騒がしくてきな臭いから、なかなか遠くには出かけられない心境。今日はついに富山アラートも発令されちゃったし。

 高岡の駅前って、なんだか模型の街みたいで、パノラマ感あるよね。

20220716_120238

88_31←富山のいろいろを知りたい人は、ここを見てね〜

 そんな駅前を、左の方に歩いて向かったよ。この日の目的地は、高岡の老舗「ますや食堂」。カツ丼とカツカレーが大人気と評判のお店というから、一度味わってみようと思ったんだよね。それぞれの街を代表する味を、試してみたいではないか。

20220716_120641

 じりじり照り付ける日差しの下を、てくてくと歩くのだ。

20220716_121141

 かくして、40分ばかりも歩いたであろうか。たどり着いた「ますや食堂」がこちら。しかーし、あろうことか、この日は何と定休日だったのだ。土曜日が定休日だなんて、誰が想像するだろうか(涙)。

20220716_122322

 ところが、建物の横をふと見上げると、目に入ったものがあったんだ。この円筒状の給水塔のようなものは、「あいの風とやま鉄道」に乗っていて、高岡から少し小矢部寄りに進んだところで見える、あの給水塔ではないだろうか。

20220716_122406

 塔は、「水道公園」という門柱の奥に建っていたよ。

20220716_122356

 近くに行ってみれば、紛れもなく、鉄道から見えるあの塔だったよ。

20220716_122604

 何ともおもむきのある給水塔の正式な名前は「清水町配水塔」。昭和6年に完成した後は、高岡の近代水道システムのシンボルとして親しまれたみたい。眺めていると、時代に吸い込まれそうな気持ちになるんだ。

20220716_122502

 横の文字は、犬養毅元首相の毛筆書きだというから、何とも由緒正しきお話。

20220716_122634

 昭和33年には、使用を終えたみたいだけど、それから60年以上もこの場所に建っているわけで、それはそれで素晴らしいことだと思うんだ。

20220716_122524

20220716_122608

 横には、説明を書いた看板が建っていたよ。

20220716_122651

 そして、配水塔の一番下の扉には、開館中の文字。おお、これは、中に入れるということではないか。

20220716_122708

 中はけっこうきれいになっていて、歴史を語る写真とかが展示してあったよ。

20220716_122735

 昭和一桁台の建設期の様子。

20220716_122750

 こちらは、通水を始めた頃の記録。

20220716_122808

 配水管もそのまま残してあるんだ。

20220716_122827

 仕組みも図解で説明してくれていたよ。このきれいさの感じだと、展示が整ったのは最近なのではないかと思ったり。

20220716_122845

 公園内には、水道事業功労者の南慎一郎先生の銅像が、何気に置いてあったよ。高岡名誉市民でもあらせられるこのお方。元高岡市長で、任期中に水道事業に力を尽くしたみたいだね。

20220716_122444