初夏のさわやかな青空の下、国指定重要文化財「中島閘門」のまわりを散策してみたよ。閘門をコントロールする制御室のある建物は、何ともレトロなおもむき。

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88_31←富山のいろいろを知りたい人は、ここを見てね〜

 この街灯が、何とも外国風だよね。アメリカの東海岸沿いのある街の運河、といわれたら、そんな風に見えなくもないではないか。

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 中島閘門は、富山港から環水公園へと向かう富岩運河の途中に設けられた、船のためのエレベーターのような施設。

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 これは、何の機器だろうか。

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 この形もまた、何ともレトロだよね。

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 環水公園側は、水位がけっこう高いんだ。

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 今は、閘門の中は水が抜かれてるから、富山港側の水位に合わせてあるんだよね。扉が外に飛び出しているのは、水圧で押されても破れないようにしてあるってことだな。

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 運河だから流れもなく、環水公園側は、たゆたうように静かな水面。吹き流しが風になびくのを眺めながら、ぼんやりと時間を過ごしたよ。

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 奥には、山が遠くに見えて、とっても心が落ち着く眺め。

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 この眺めもまた、外国の風景、っぽいと思ったよ。

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 この日、閘門、ってなんであるんだろう、とふと思ったんだよね。運河といえば、人工的に掘られた大きな溝だから、運河口から一番奥まで同じ水位になるよね。となると、一番奥の陸地部分と水面とでは水位の差が大きくなってしまうから、それを正せるように閘門を設けるってこと。

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 閘門を境に、陸の水位と海の水位とを調整してるってことだよね。ということは、陸の荷揚げするところとの標高差がもっと大きければ、もう一段、閘門を設けることになるってこと?

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 パナマ運河は、途中にいくつか閘門があって、アメリカの軍用艦は、その幅に合わせて作られてるって聞いたことがあるよ。ということは、パナマ運河は、途中の標高差がけっこうある、ってことだね。スエズ運河は閘門がないと聞いたけど、ということは、入口も出口も途中も水位がずっと同じでOKな運河、ってことになるな。などと、富山の運河を見ながら、国際運河の現況を考えてみたのだった

 こちらは、富山港側の運河。にわかに幅が狭くなってるんだ。

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 横には、中島閘門が何者かを伝える説明板が用意されているよ。

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 これを見れば、仕組みは一目瞭然。

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 中の様子の写真もあるから、イメージしやすいよね。

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 こちらには、富岩運河全体の説明もあったよ。

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 神通川の流れを変えたときの都市計画で、作られることが決まったもよう。

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 でも、環水公園ができる前には、忘れられた存在になりつつあったことは、みんな知ってるよね。

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 そんな歴史を読んでいると、あっという間に時間が過ぎていったんだ。

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 近くには、富岩水上ラインの乗り場もあったよ。

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 環水公園までなら、ここから乗ることもできるみたい。

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 中島閘門から環水公園までは、片道600円。クルーズで帰りたいところだったけど、あいにく時間が合わなかったため、越中中島駅まで戻ることにしたよ

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