この日は、魚津にこの店ありといわれる老舗のラーメン店「やまや」を訪問してみたよ。味噌ラーメンの名店「山久」と双璧をなすと評判のこのお店を訪れるために、電車を乗り継いでやって来たんだ。

 ようやく店をみつけてのれんをくぐれば、中は、うなぎの寝床のように細長い店。その造りがまた見事な昭和のラーメン店だったから、感激してしまったな。そんなお店で注文したのが、『チャーシューワンタンメン』。登場したのがこちらだよ。

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88_31←富山のいろいろを知りたい者は、ここを見るがよかろう

 この店で特筆すべきは、何といってもこの見事なまでに透明なスープ。鶏がら出汁の旨味がしっかりありながら、ここまで澄んだスープに出会ったのは、この日が初めてだったな。チャーシューは、かなり『肉』ってところを主張した感じなのが、これまたたっぷり入っていて見事だったよ。

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 ワンタンも、スープを絡めて食べれば、上質のワンタンスープに。具の入ってないワンタンだけのワンタンかと思えば、ときどき、肉のような具の入ってるのもあって、そのあいまいさというか、雑さ加減もまた昭和の趣だよね。

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 やや細めの麺にも薄味がしみわたっていて、どんどんはしが進むのだ。全くもって、素晴らしきラーメンに出会ったよ。

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 このお店、造りもまたレトロで素敵なんだよね。この一角なんて、電話が黒電話だったら、50年前の写真、といっても通用したはず。

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 サインは、そんなに古いものではないのだろけれど、赤茶けたところがまたレトロなんだ。

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 昭和時代の賞状が飾られていたよ。曰く、『貴店は昭和52年4月4日発売の週刊大衆味の横綱番付北陸中華料理部門に於いて横綱店として紹介されたことを茲(ここ)に証します』。その頃から頑張っていたんだね。

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 奥に細長い店には、壁に寄せて、テーブルが一列並んでいるよ。次々とお客さんがやって来て、ほぼ満席。

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 メニューは、ラーメン、ワンタン、チャーシュー、シナチクの組み合わせ。どの具が多いかで呼び名が変わるけど、基本的には同じ味だってことだよね。

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 チャーシューワンタンメンとシナチクワンタンメンが同じ価格ということは、このチャーシューに匹敵するシナチクがのって来るってこと?それって、ホントにメンマ好きでないと食べられないに違いない。

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 テーブルにカメラを置いて写してみたよ。何度見ても、レトロ感あふれる風景としか言いようがないよね。

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 かくして、汁まで全部飲み干してお店を出たんだ。

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 この表構えからして、昭和の香りをたっぷり漂わせているよね。

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 お店の前は用水になっているよ。どこにも駐車場がないのに、お客さんが引きも切らないのは、全くもって不思議。

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 このレトロ感が愛されているんだろう、と思ったよ。

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