ボクがずっと探していた富山の民話を集めた本「黒部の花よめ」。この間、北海道の古書店にあるのを教えてもらったところだったけど、その後すぐに、たまたま総曲輪にある古書店「Bookend」に寄り道してみたら、何と書棚にさりげなく並んでいるではないか

 これまでこの店には何度も訪れていたのに、目にしたことはなかったこの本。出会うきっかけがあると、こうしていくつにも出会えてしまうものなのだろうか。とはいえ、目の前にあるこの本を買わない手はあるまいと思って、早速購入したのだった。

DSC_6440

88_31←富山を元気にするブログがいっぱいあるから、見てね。

 「立山のうば石」「佐々成政のザラ越え」といったよく知られたお話から、「おせんの谷(朝日)」「かがみの宮のスクナヒコ(新湊)」といった、今は失われてしまったであろうお話まで、44編が集められているよ。「富山の民話と伝承童話2」というサブタイトルがついているんだけど、「花さかじじい」が載っているのは、元にした本に上新川郡から採集って書いてあったからなんだって。表題作「黒部の花よめ」は、20pもあって読みごたえがあるね。

 かくしてそろった3冊を並べてみたよ。あとの2冊は「立山のてんぐ」と「有峰の大助小助」。いずれも昭和の中ごろまでには県内各地に伝わっていた民話を、稗田菫平さんがまとめたもの。今となっては、貴重な富山遺産だよね。

DSC_6441