レストランでランチのつもりが、テイクアウトコーナーで済ませてしまったら、時間が30分ばかりできてしまったんだよね。すぐに地鉄の駅に向かってもよかったのだけれど、せっかくだから、こういう機会でもないと寄り道しない場所に行ってみたんだ。

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 それは、「宇奈月麦酒館」のすぐお隣の建物、「黒部市歴史民俗資料館」だよ。

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 要するに、黒部の市立の博物館なわけなんだけど、一体何が展示してあるんだろうね。

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 建物の前には、黒部川の河床から発見された、っていう愛本橋の一部が展示されていたよ。なるほど、黒部の博物館といえば、愛本橋の展示は欠かせないところだね。

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 中は、意外にもかなり大きな展示があってびっくり。江戸時代には、日本三奇橋のひとつに数えられていたっていう『刎橋(はねばし)』時代の愛本橋が再現されていたんだ。

 1階から地下にかけてを吹き抜けにして、愛本橋の半分が作り付けられているの。対岸の半分に当たる部分にはスクリーンがあって、かつての様子とかを映像で見られるようになっていたよ。

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 石の土台の部分とかも再現されていて、かなり忠実に作られているのではないと思ったな。この橋の模型を見るだけでも、入った価値があるかも。

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 特別展示場では、『トロッコと巡る90年の旅』っていう特別展を行っていたな。電源開発のためにトロッコ電車が作られてから90年も経つんだね。

 こちらは写真と資料中心の展示だったけど、かなり詳しい冊子も作られていて、学術的な記録がたくさんあるってことがよく分かったよ。

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 博物館で思った以上に楽しんだボクは、再び下立駅へと向かったんだ。

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 やってきたのは、旧京阪鉄道の車両を黄色と緑に塗り分けた『かぼちゃ電車』。これに乗って、終点の宇奈月温泉まで向かうことにしたよ。

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 宇奈月温泉では、体がぽかぽかするわけだけれど、それはまた別の話。